AviUtlの導入は5分でできる。本体と各種プラグインのダウンロード・設定方法

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AviUtlで本格的に動画編集するためには、以下のものが必要です。ダウンロード・インストールしたうえで、初期設定を変更していきましょう。

  • AviUtl本体
  • 拡張編集プラグイン
  • その他、各種プラグイン

難しい部分はありません。解説どおりに進めていけば、すぐに終わります。

AviUtl本体

基本となるAviUtl本体を入手します。

  1. AviUtlのお部屋にアクセスする。
  2. aviutl100.zip」をダウンロードする。
  3. ダウンロードしたZIPファイルを解凍する。
  4. 解凍してできた「aviutl100」フォルダを、Cドライブ直下など任意の位置に移動する。
  5. 「aviutl.exe」または「aviutl」があることを確認する。

AviUtl

「aviutl100」フォルダは「Program Files」フォルダや「Proglam Files (x86)」フォルダなどに置かないようにしましょう。AviUtlがうまく動作しない場合があります。

Windowsで拡張子を表示する設定にしておくと、「aviutl.exe」と表示されます。このほうがファイルの種類を判別しやすいので、拡張子を表示しておくことを推奨します。

  1. 適当にフォルダを開く(なんでもよい)。
  2. 「表示」タブを開き、「ファイル名拡張子」にチェックを入れる
  3. 「aviutl」が「aviutl.exe」と表示される。

拡張子の表示

拡張編集プラグイン

拡張編集プラグインは、AviUtlで本格的な動画編集をするためには不可欠です。

AviUtlの拡張編集画面

以下のようにしてダウンロードします。

  1. AviUtlのお部屋にアクセスする。
  2. exedit92.zip」をダウンロードする。
  3. ダウンロードしたZIPファイルを解凍する。
  4. 解凍してできた「exedit92」フォルダを開く。

拡張編集プラグインのダウンロード

インストールは簡単です。「exedit92」フォルダ内にあるファイルをすべて、「aviutl.exe」が入っているフォルダにコピー&ペーストしましょう。

▲たとえば、「aviutl100」フォルダ内に「aviutl.exe」があるなら、そのフォルダ内に全ファイルをコピー&ペーストするということです。
注意したいのですが、「exedit92」フォルダをそのまま「aviutl.exe」が入っているフォルダにコピー&ペーストするわけではありません。「exedit92」フォルダを開いて、全ファイルをコピー&ペーストします。

もしファイルがゴチャゴチャするのを避けたいという場合は、AviUtlのフォルダ内に「Plugins」フォルダを作ってもかまいません。同フォルダ内に拡張編集プラグインのファイルをすべてコピー&ペーストします。

「Plugins」フォルダを新規作成した状態

「Plugins」フォルダを新規作成する場合は、名前に注意してください。このままの名前で、かつ半角英数字でないといけません。複数形の「s」も忘れず入力しましょう。

L-SMASH Works

L-SMASH Worksをインストールしておけば、いろいろな種類の動画をAviUtlで読み込めるようになります。

動画には、さまざまな種類・フォーマットがあります。L-SMASH Worksを導入することで、AviUtlであらゆる動画を読み込んで編集できます。

逆にこのプラグインを導入していないと、動画編集しようとしても「ファイルの読み込みに失敗しました。」というエラーが出ることが多いでしょう。L-SMASH Worksは、拡張編集プラグインと同じくらい重要なプラグインです。

以下のようにしてダウンロード・インストールします。

  1. RePOPnにアクセスする。
  2. 最新版の「L-SMASH Works r935」をダウンロードする(「L-SMASH Works r935 sourcecode」ではない)
  3. ダウンロードしたZIPファイルを解凍する。
  4. 解凍したフォルダを開き、各種ファイルを「aviutl.exe」が入っているフォルダにコピー&ペーストする。

L-SMASH Works

もし「Plugins」フォルダを作っている場合は、そのなかにL-SMASH Worksのファイルをコピー&ペーストしてもかまいません。

x264guiEx

x264guiExは、一般的な動画形式であるH.264という動画にするために必要なプラグインです。

x264guiEx

動画編集では、編集が終わったら動画をPCに保存する(書き出す)わけですが、そのさいにx264guiExを使います。やはりAviUtlでは必須のプラグインといってよいでしょう。

H.264形式の動画は、PCでの保存・再生に向いています。また、YouTubeなどに動画投稿するのにも適しています。そこで、x264guiExを導入します。

ダウンロード方法は、以下のとおりです。

  1. こちらにアクセスする(公式ミラーはこちら)。
  2. 最新版の日付が新しい「x264guiEx_2.xx.zip」をダウンロードする。
  3. ダウンロードした「x264guiEx_2.xx.zip」を解凍する。

x264guiExのダウンロード

つぎはインストールです。自動で可能です。

  1. 「x264guiEx_2.xx」フォルダを開き、「auo_setup.exe」をダブルクリックする。
  2. 「aviutl.exe」のあるフォルダを指定する。
  3. 「次へ」をクリックする。
  4. インストールが完了する。

x264guiExのインストール

Lanczos 3-lobed 拡大縮小

必須というわけではありませんが、あったほうがよいのがLanczos 3-lobed 拡大縮小です。「Lanczos」は、ランチョスと読みます。

Lanczos 3-lobed 拡大縮小

このプラグインが必要になる場面は、解像度を変更するさいです。たとえば、解像度が1920x1080の動画を1280x720に縮小するときに使いましょう。もちろん、逆に解像度が1280x720の動画を1920x1080に拡大することもできます。

ここでいう解像度は、幅x高さで表す画面サイズ、画像サイズをさしています。また、解像度を変更することをリサイズといいます。

ダウンロード・インストール方法は、以下のとおりです。

  1. まるも製作所にアクセスする。
  2. 「lanczos3-0.5.7.lzh」をダウンロードする。
  3. ダウンロードしたLZH形式のファイルを解凍する(Lhasaで解凍可能)。
  4. 「lanczos3-0.5.7」フォルダ内にある「lanczos3.auf」を「aviutl.exe」が入っているフォルダにコピー&ペーストする。

L-SMASH Works

同様のプラグインとして、より高機能なリサイズフィルタもあります。

初期設定の変更

最後に初期設定を変更しましょう。

システムの設定

AviUtl本体の設定画面を開きます。

  1. 「aviutl.exe」上で右クリックし、「管理者として実行」をクリックする(今回のみ)。
  2. 「ファイル」→「環境設定」で「システムの設定」を開く。
  3. 「システムの設定」画面が開く。

システムの環境設定

下記画像のように設定し、AviUtlを再起動してください。ほとんどの人にとって無難な設定です。管理者権限でAviUtlを起動していることを前提としています。

環境設定の画面

  1. 「最大画像サイズ」の「幅」を1920、「高さ」を1080にする。
  2. 「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」にチェックを入れる。
  3. 「Large Address Aware」にチェックを入れる。
  4. 「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」にチェックを入れる。
  5. 「関連ウィンドウ同士を移動時にスナップする」にチェックを入れる。
  6. 「OK」をクリックして、AviUtlを再起動する
あらかじめAviUtlを管理者権限で起動していないと、「LargeAddressAwareの変更に失敗しました」というエラーが出ます。

なお、「編集のレジューム機能を有効」にチェックを入れておくと、自動的に編集状態が保存されます。そして、次回AviUtlを起動したときに、保存した編集状態が自動的に読み込まれます。ON/OFF、どちらでもかまいません。

入力プラグインの優先度

入力プラグインとは、動画を読み込むさいに使用されるプラグインのことです。さきほど導入したL-SMASH Worksも、入力プラグインのひとつです。

  1. 「ファイル」→「環境設定」で「入力プラグイン優先度の設定」を開く。
  2. 「入力プラグイン優先度の設定」画面が開く。

入力プラグインの優先度を変更するための操作

設定画面の上にある入力プラグインから優先的に適用されることになります。ここもあまり難しく考える必要はありません。

ただ、順番が不適切だと動画を読み込めなかったり、読み込めてもAviUtlの動作が不安定になる、映像・音声が正常に出ないということがあります。下記画像を参考に設定してください。必要に応じて入力プラグインの順位を入れ替えることもあります。

入力プラグインの優先度
▲任意の項目を選択し、「上に移動」や「下に移動」をクリックすることで優先度を変更できます。
「AVI/AVI2 File Reader」をいちばん上にし、その下に「Wave File Reader」「AVI File Reader ( Video For Windows )」「L-SMASH Works File Reader」の順に並べるのがお薦めです。

フィルタ順序

フィルタは、画面を加工するための機能です。

  1. 「設定」→「フィルタ順序の設定」で「ビデオフィルタ順序の設定」を開く。
  2. 「フィルタの順序」の画面が開く。

フィルタ順序の操作

ここでいうフィルタの意味は幅が広く、イメージしづらいかもしれません。拡張編集プラグインもフィルタの一種です。上にあるものから順に適用されます。もしフィルタの順序が不適切だと、自分が思ったとおりの画面にならないことがあるでしょう。

よくあるミスとしては、たとえば「拡張編集」の順番がリサイズ系プラグインより下であるために、画面が見切れたり、または画面の周りに黒帯が表示されるというケースです。

フィルタ順序に正解はありませんが、基本的に「拡張編集」はいちばん上がお薦めです。参考までに、下記画像は筆者の設定です。必要に応じてフィルタの順序を入れ替えることはあります。

フィルタ順序

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