【2024年】おすすめPCの選び方。ゲーム実況、ゲーム配信用に、このスペックでOK

PC選びは難しいものです。とくに、ゲーム実況、ゲーム配信用に新しくPCを買うとなると、なおさらでしょう。

PC

どのPCを買えばよいか、わからない」という人も多いはずです。

そこで、このページではゲーム実況用のPCの選び方について詳しくご紹介します。お得に買う方法があります。

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買うならゲーミングPCにしよう

ゲーミングPCとは

ゲーム実況をやるなら、ゲーミングPCがおすすめです。

GALLERIA AXF

ゲーミングPC(ゲームPC)とは、PCゲームが快適にできるほど高スペックなPCの総称です。おおよそ以下のような特長を備えています。

  • 高性能なCPU、およびGPUを搭載している
  • デスクトップPCの場合、排熱性能がしっかりしている
  • デスクトップPCの場合、拡張性が高い

ゲーミングPCと似たものにクリエイターPCもありますが、一般的にはゲーミングPCよりもさらに一段上の性能というイメージでかまいません。

両者は事実上、同じカテゴリーのPCであり、厳密に区別する意味はありません。クリエイターPCでもゲーミングPCとして使えます。

この記事では、便宜上クリエイターPCも含めて「ゲーミングPC」と表記します。

録画、動画編集、生放送に最適

では、なぜゲーミングPCにすべきなのでしょうか。それは、重い処理が必要なゲーム実況に最適だからです。

ゲーム実況で重要な要素といえば、録画、動画編集、ライブ配信の3つです。

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これらはPCに大きな負荷がかかります。低スペックなPCでは、動作が重くなってカクカクすることがあるでしょう。そこで、高性能なゲーミングPCの出番です。

DaVinci Resolve

念のため書いておきますが、ゲーミングPCはゲームをしない場合でも問題ありません。かりにゲーム実況に飽きたとしても、ゲーム以外の用途でもずっと使えます

また、ゲーミングPCという表現が使われていないPCであっても、事実上ゲーミングPCと呼べるほどのスペックを誇るものもあります。

BTOショップで買う

ゲーミングPCは、BTOショップと呼ばれるお店で購入しましょう。

BTOショップといっても、聞いたことがない人もいるかもしれません。端的に言うと、PC購入時にパーツをカスタマイズできるお店だと思ってください。

カスタマイズ

たとえば、BTOショップのWebサイトで購入する場合、メモリやHDDの容量を増やして注文できます。めんどうなパーツ変更は、お店がすべてやってくれます。

もちろん、カスタマイズしないで購入してもかまいません。BTOショップは、「PCを安く買えるお店」という認識でもよいでしょう。お得なのです。

Amazonや家電量販店でもゲーミングPCを買えますが、コスパや品揃えの点でBTOショップに劣ります。

用語を簡単に確認しよう

注意したいのがPCを構成するパーツの見方です。下表をご覧ください。

重要度 説明
CPU A あらゆる場面で司令塔として重要
Core i」と「Ryzen」が競合
メモリ B 16GB、または32GBあれば安心
グラフィックボード(GPU) A PCゲームのプレイで重要
GTX」と「RTX」が定番
ストレージ(SSD/HDD) B
電源 B

とくに重要なのが、CPUグラフィックボードの2つです。この2点の性能の良し悪しで、PCスペックの大部分が決まるからです。

CPUとグラフィックボード

PCを購入するまえに、下記ページでパーツの見方を押さえておきましょう。簡単です。

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大事なポイントは3つ

狙いめは、10~20万円台

高いお金を出せば高性能なPCを買えますが、私たちには予算という制限があります。そこで、おすすめしたいのが10~20万円台のPCです。

説明 性能
10~14万円 TVゲーム実況は余裕
PCゲーム実況は、作品と画質設定しだいでは余裕
B+
15~20万円台前半 コスパに優れていることが多く、無難 A
25万円以上 性能的に余裕があり、安心できるライン
VTuberにもなれる
A

重要なことに、多くの人たちがこの価格帯のPCを選びます。性能的にも心配ありません。筆者がメインで使用しているPC(ガレリア XF)も、この価格帯です。

おおよその価格帯からスペックを逆算して考えれば選びやすくなります。PCを自作するわけではないので、パーツ性能について深入りする必要はありません。

15万円以上のPCであれば、極端なスペック不足に陥ることは基本的にないでしょう。百歩譲って問題が起きたとしても、各種設定を変更するだけで簡単に対処できます。

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ノートPCはやめておく

基本的にはデスクトップPCの購入を推奨します。以下のような理由があるからです。

  • コスパに優れる
  • 排熱性能が高い
  • パーツ交換で性能をアップできる

PC

たとえば、同じような値段のデスクトップとノートが、同じ時期に発売されたとしましょう。この場合、前者のほうが高性能なPCです。

ノートはさまざまな制約があり(例 : 小型化)、デスクトップと同じ価格で販売するためには性能を抑えざるをえません。したがって、コスパはよくないのです。

熱対策拡張性のことを考えても、ゲーム実況用途で積極的にノートを選ぶ理由がありません。つまり、コスパ以外の観点から見ても、よほどのことがないかぎりデスクトップがおすすめです。

左サイド

ノートPC(ゲーミングノート)では、ゲーミングPCとしての魅力が一部失われる点に留意してください。

さらに言えば、ゲーム実況ではキャプチャーボードを使う場合があります。ノートでは外付け(USB)の製品しか取り付けられません。しかし、デスクトップであれば内蔵型にも対応でき、選択の幅が広がります。

PCIe

セールで安く買う

BTOショップでは、期間限定でセール・キャンペーンが実施されています。毎月、必ずどこかのショップで行われているので、複数のお店をチェックしておきましょう。

セールの内容ですが、よくあるのは以下のパターンです。

  • ポイント還元
  • CPU、GPUの性能アップ
  • メモリ、SSD/HDDの容量アップ
  • 割引き

人気ゲーミングPCの例

ガレリア(ドスパラ)

ゲーミングPCとして有名なのが、ドスパラの「ガレリア」シリーズです。

ガレリア

まずは公式サイトにアクセスしてください。ページを下にスクロールしたところに、ガレリアシリーズの一覧表があります。ここから選んでいきましょう。

ガレリア

真っ先にチェックしておきたいのが、下表左端の「RM7C-R46T」です。ガレリアシリーズのなかで手堅い選択だと思ってください。

RM7C-R46T RM5R-R35 XA7C-R47T
製品画像
CPU Core i7-14700F Ryzen 5 4500 Core i7-14700F
GPU RTX 4060 Ti(8GB) RTX 3050 RTX 4070 Ti
メモリ 16GB 16GB 32GB
ストレージ SSD 500GB SSD 500GB SSD 1TB
電源 650W
80PLUS BRONZE
650W
80PLUS BRONZE
750W
80PLUS GOLD
公式ページ こちら こちら こちら
説明 ・エペのゲーム配信余裕
・ゲーミングモニターに
・動画編集にも
・安さ重視
・予算10万円台の場合に
・フルHD/60Hzモニターに
・4K環境に対応可能
・ゲーミングモニターに
・スペック的に当分戦える

2024年3月16日時点の情報です。時期によってPCの構成・価格が変わります。

RA7C-R46Tの性能について書いておくと、通常のゲーム実況でスペック不足になることはまず考えられません。Switchのゲーム実況はもちろん、PCゲーム実況もフルHD最高画質でできます。最新GPUであるRTX 4060 Ti(8GBタイプ)を搭載しており、ハイリフレッシュレートのゲーミングモニターを使用している人にも最適でしょう。

ガレリアPCの選び方については、下記ページをご覧ください。

ゲーミングPC「ガレリア」の選び方・注意点。賢く買うためのポイント
このページでは、「ガレリア」シリーズのPCを購入する場合の選び方についてご紹介します。 さまざまなモデルが販売されていますが、...

G-Tune(マウスコンピューター)

そしてもうひとつ、有名なマウスコンピューターの「G-Tune」も見ておきましょう。ガレリアと2大巨頭になっています。

公式サイトにアクセスすると、表がズラッと並んでいます。少し見づらいですが、大まかには縦がCPUで、横がGPUです。

ドスパラのガレリアと価格を比較することがあるかもしれませんが、単純比較が難しい点に注意してください。同じような構成に見えて、じつは微妙に違っていることがあります。

たとえば、HDDの有無・容量や、パーツの型番・種類・グレードがブランド間で異なる場合があります。

さまざまなゲーミングPC

G-GEAR(TSUKUMO)

G-GEAR」シリーズは、PCのパーツ・周辺機器の販売で知られるTSUKUMO(ヤマダ電機傘下)のゲーミングPCです。

G GEAR製品PV 「ゲーミングPCに込められた想い」篇

公式サイトを下にスクロールしたところに、ラインアップの一覧表が掲載されています。インテルモデルとAMD Ryzenモデルのどちらかをベースにして選びましょう。

2024年現在、インテルの「Core i」シリーズは第14世代が最新ですが、旧世代のCPUを選んで購入費用を抑えるのもひとつの手です。

キャンペーン」や「期間限定SALE」と書かれてあるものをチェックしてみてください。PCパーツ専門店ならではの破格でゲーミングPCが売り出されていることがあります。

LEVEL∞(パソコン工房)

パソコン工房の「LEVEL∞」(レベルインフィニティ)は、幅広いラインアップが魅力です。

一見すると公式サイトiconはゴチャゴチャしていますが、左メニューで目的別にPCを絞れるようになっています。

FRONTIER

最後にFRONTIER(フロンティア)です。ここは、通常は考えられないような値引きを実施することがあります。

たとえば、Ryzen 7 3700X + RTX 2070 SUPERの組み合わせで、かつメモリが16GB→32GBへ無償アップグレードできて149,800円(税抜)ということがありました。30台限定ということもあり、あっというまに売り切れです。

もしPCゲーム配信をやる予定ならば、週替り・月替りのセール対象になっている製品のなかから

  • 「NVIDIA GeForce RTX 3070」と書かれてあるPC
  • 「メモリ無償アップ」(例 : 32GB)と書かれてあるPC

に着目して買うと幸せになれます。台数限定なので、その点は注意してください。

なお、FRONTIERを運営する会社も、TSUKUMOと同様ヤマダ電機の傘下となっています。

まとめ

PCを購入する決心ができたら、BTOショップのサイトでセールを確認しましょう。とくに、ドスパラとFRONTIERの2サイトは必見です。

注文時は、不要であればカスタマイズしなくても問題ありません。あれこれカスタマイズを勧められると思いますが、それをやっていくと価格が跳ね上がります。

盲点になりそうなものとしては、マウス・キーボード、光学ドライブ(DVD/BDドライブ)があります。これらが付属されていないPCの場合は別途用意しましょう。デスクトップPCはモニターも必要です。

最後に繰り返しますが、迷ったら15万円前後のPCです。そうすれば無難な買い物ができます。

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