YouTubeに動画を投稿(アップロード)するには、ちょっとしたポイントを押さえておく必要があります。
たとえば、以下のようなことです。
- 投稿できる動画のファイルサイズ
- 投稿できる動画の長さ
- サムネイルの設定方法
今回は、YouTubeに動画を投稿する方法について具体的に見ていきましょう。
このページの解説は、PCからの動画投稿を前提としています。
目次
必要なものは2つだけ
2つ用意しましょう。チャンネルと動画です。
YouTubeチャンネル
チャンネルを作成していないと動画を投稿できません。とはいえ、大半の人はすでにチャンネルを作成ずみのはずです。
もしチャンネル名を別の名前にしたい、プライベートと切り離しておきたいという場合は、「ブランド アカウント」を作成しましょう。サブチャンネルのように使えます。
- YouTubeの設定画面にアクセスする。
- 「チャンネルを追加または管理する」をクリックする。
- 「チャンネルを作成」をクリックする。
このブランドアカウントは、自分のメインチャンネル(デフォルトチャンネル)とは独立しており、関連性を他人に知られることはありません。
動画
当然ですが、動画が必要です。ゲーム実況の場合は、ゲームを録画することから始めましょう。

たとえば、Switchのゲームを録画したいならキャプチャーボードという周辺機器が必要です。

他方、PCゲームを録画するのであればキャプチャーボードは必要ありません。キャプチャーソフトを用意します。

YouTubeでライブ配信することでも自動的に動画が投稿された扱いになり、動画がアーカイブとして残ります。詳細については、下記ページをご覧ください。


初めての投稿は、ここに注意しよう
上限が15分?アカウントの確認を
じつは、初期状態では15分以上の長さの動画を投稿できません。
そこで必要になるのがアカウントの確認です。たったこれだけで上限を引き上げることができます。
▲これは古い画像です。2023年現在は、「スマートフォンによる確認が必要な機能」の部分が「2. 中級者向け機能」と書いてあります。
アカウントの確認を行っておくと以下のようなメリットもあります。やっておいて損はありません。
- サムネイルを自由に設定できるようになる(カスタムサムネイル、後述)
- ライブ配信できるようになる
ファイルサイズは256GB以内に
動画1個あたりのファイルサイズについては、YouTubeのヘルプに以下のように書かれてあります。
アップロードできるファイルの最大サイズは、256GBまたは12時間のいずれか小さい方です。
通常は、256GBという数字を意識する機会は多くないかもしれません。なぜなら、たいていは256GB以内に収まっているはずだからです。
しかし、もし256GBを超えているのであれば動画編集しましょう。2つのポイントを押さえておくことで、ファイルサイズを小さくできます。
- 不要なシーンをカットし、動画の長さを短くする
- 動画を書き出し時、画質設定を低くする

対応形式について
YouTubeが対応しているファイル形式については、YouTubeのヘルプに掲載されています。
よくわからなくても心配ありません。録画または動画編集を終えると、通常はMP4(H.264 + AAC)という定番のファイル形式になっています。
なお、YouTubeのヘルプでは非対応ということになっていますが、MKV形式の動画も投稿できました。
動画を投稿して設定しよう
では、実際に動画を投稿してみましょう。
動画投稿が完了するには時間がかかるので、初回は1分程度の短い動画でのテストを推奨します。
動画を選択する
まず、どの動画を投稿するのか決めます。
- こちらのページを開く。
- 動画をYouTubeの画面にドラッグ&ドロップする。
- または、「ファイルを選択」から動画を選ぶ。
タイトル・説明文を入れる
つぎはタイトルと説明文を入力します。
説明文には、以下のような情報を入力するとよいかもしれません。
- どのような内容の動画なのか、概要
- 動画に入れることができなかった情報、補足
- 関連動画のURL
- 使用した機材・ソフト
- 自分のTwitter
- 自分のWebサイト
- 使用したBGM・効果音
サムネイルを設定する
サムネイルは、小さく表示される画像のことです。YouTuberの顔やロゴが映っているのを見たことがあると思いますが、あの画像です。

サムネイルの候補が3つ表示されるので、そのなかから選びましょう。
では、自分で作った画像をサムネイルに設定したい場合はどうすればよいのでしょうか。そこで登場するのが、YouTubeの「カスタム サムネイル」という機能です。
同機能を使うには、さきほど「上限が15分?」の項で説明したアカウントの確認を事前に行っておいてください。
あとは、画像を「サムネイルをアップロード」から選択しましょう。
細かい設定について
ここからは順に画面を進めていくだけです。細かい設定になります。
- 終了画面の追加
- カードの追加
- 予約投稿(公開時刻を予約)
- 公開範囲(非公開、限定公開)
もし初めて動画を投稿するなら、上記設定は気にする必要はありません。用語の意味については、YouTubeのヘルプに詳細が掲載されています。
確認する
動画をすぐにでも確認したいところですが、処理が完了するまでには時間がかかります。放置しつつ睡眠したり、外出するのも手でしょう。
また、動画を投稿してすぐだと、HD画質で再生できない(画質が悪い)ことがあるので注意してください。低画質で驚くと思いますが、しばらく待つ必要があります。
YouTubeのヘルプには以下のように記載されています。
4Kや1080pなどの高い解像度の処理には時間がかかります。この処理の間、数時間はその動画で高解像度を選択できない可能性があります。高解像度の処理が完了すると、より高い解像度で動画を視聴できるようになります。
まとめ
録画・編集ができたなら、あとは難しい作業はありません。
アカウントの確認だけ早めに行っておいてください。15分以上の動画を投稿できるようにし、かつカスタムサムネイルを有効化するためです。
動画についてわからないことがある場合は、下記ページも併せてご覧ください。

