どうすれば、YouTuberのようにゲーム実況ができるのでしょうか。ゲーム実況のやり方、実況動画の作り方を詳しく見ていきましょう。
このページの解説は、以下のゲームを対象としています。
- Switch、PS4など、据え置き型TVゲーム全般
- PCゲーム
- スマホゲーム
目次
必要な機材・ソフトを用意しよう
ゲーム実況では、ゲーム機によって必要な機材・ソフトが異なります。必要なものについては、以下のページをご覧ください。
PCの使用を前提としています。スマホでも実況動画を作れないことはありませんが、一般的ではありません。
実況動画を作る流れ、全体像を理解しよう
3段階に分けて考える
まずは、実況動画を作るための大きな流れを理解しましょう。作業過程は3段階に分けることができます。
- ゲームを録画する。
- 動画を編集する。
- 動画を投稿する。
ゲームを録画する、声を録音する
実況動画は、ゲームを録画することから始まります。これは、自分の声を動画に入れるかどうかに関係なく共通しています。
▲Switchであれば、キャプチャーボードを用意し、Switchのゲーム画面をPCに映して録画します。
ゲームの録画方法については、大きく3種類に分けて考えましょう。
- TVゲーム
- PCゲーム
- スマホゲーム
録画中は、声を録音することもできます。録画ソフトのほうにマイクを録音する機能があるので、あまり難しく考える必要はありません。
動画を編集する
ゲームを録画すると、PCに動画ができます。場合によっては、この動画をいきなりYouTubeなどに投稿してもよいのですが、通常は編集することになるでしょう。
▲編集画面
たとえば、PowerDirectorなどを使って以下のような編集をします。
- 不要なシーンをカットする
- 途中部分を早送り(倍速)にする
- テロップを入れる
- BGM・効果音を入れる
動画を投稿する
編集が完了したら動画を書き出して、PCに保存・出力します。編集ソフトで簡単にできるので、心配いりません。
最後に、この動画をYouTubeやX(旧Twitter)などに投稿します。
とくに難しい点はないのですが、動画投稿の方法については下記ページをご覧ください。
TVゲームの場合
では、SwitchやPS5/PS4など、据え置き型のTVゲームの場合、どのようにして実況動画を作ればよいのでしょうか。
キャプチャーボード・マイクを接続する
ゲーム機、キャプチャーボードを正しく接続します。
マイクはPCに接続します。
ソフトをインストールする
基本的に、ふたつのソフトをインストールしましょう。
- キャプチャーボードのドライバー
- キャプチャーボード付属のキャプチャーソフト
どちらも、キャプチャーボードの公式サイト(製品ページ)で無料ダウンロードできます。詳細は、下記ページにまとめました。
キャプチャーソフトで録画を開始する
自分の声を動画に入れたい場合は、キャプチャーソフトの設定を変更し、マイクの音を録音する設定にしてください。
そして、キャプチャーソフトの録画ボタンをクリックします。ゲームをプレイしながら、マイクに向かって声を入れましょう。
より詳しい情報については、以下のページをご覧ください。
PCゲームの場合
PCゲームの場合、ゲーム実況のやり方は以下のとおりです。
- キャプチャーソフトをインストールする。
- 自分の声を動画に入れたい場合は、マイクをPCに接続し、キャプチャーソフトの設定を変更する。
- キャプチャーソフトの録画ボタンをクリックする。
ただ、近年はキャプチャーソフトなしの録画方法も増えてきました。たとえば、Steamクライアントには録画機能が搭載されており、実況動画を作れるようになっています。
詳細は以下の記事をご覧ください。
おすすめのキャプチャーソフトについては、以下の記事をご覧ください。
スマホゲームの場合
スマホゲームの場合、ゲーム実況のやり方は以下のとおりです。
- ミラーリングソフトをインストールする。
- 自分の声を動画に入れたい場合は、マイクをPCに接続し、ミラーリングソフトの設定を変更する。
- ミラーリングソフトの録画ボタンをクリックする。
以下のようなミラーリングソフトがあります。
- Reflector 4
- AirServer
- LetsView
- LonelyScreen
ミラーリングソフトの種類・使い方については、下記ページをご覧ください。
2006年から15年以上、ゲーム実況のやり方の解説記事を書いています。書いた記事数は1,000本以上。ゲーム配信、ゲーム録画、動画編集の記事が得意です。
記事はていねいに、わかりやすく!ゲーム実況界の教科書をめざしています。