PS4のシェア機能を使ってゲームを録画してアップロードするには、どうしたらよいのでしょうか。
このページでは、
- 録画から投稿までのやり方
- 録画禁止区間などの注意点
をまとめています。
シェア機能によるゲーム配信(生放送)については、以下のページをご覧ください。
関連 2点だけ注意!PS4の配信機能で生放送・ブロードキャストする方法
目次
マイクを用意しよう
自分の声を動画に入れて実況動画を作りたい場合、必要な機材はマイクだけです。これ以外の機材は必要ありません。
しかも、PS4にはモノラルヘッドセットが付属されています。いわゆるイヤホンマイクが同梱されており、0円で配信できます。
とはいえ、付属のヘッドセットを紛失してしまったという人もいるでしょう。また、イヤホン部・マイク部ともに音質的に満足できないという人もいるはずです。
そこで、PS4用ヘッドセットを購入する手もあります。PC用のUSB接続の製品でもかまいません。たいていはPS4でも使えます。
SHAREボタン操作のタイプを確認しよう
まずは、「SHAREボタン操作のタイプ」が「標準」になっていることを確認しましょう。
- コントローラーのSHAREボタンを短く押す。
- 「シェアとブロードキャストの設定」→「SHAREボタン操作のタイプ」の順に選択する。
- 「標準」になっていることを確認する。
初期設定を変更しよう
15分以上録画するための設定
初期設定では最大15分までしか録画できません。しかし、設定を変更すれば最大60分まで録画できます。
- コントローラーのSHAREボタンを短く押す。
- 「シェアとブロードキャストの設定」→「ビデオクリップ設定」→「ビデオクリップの長さ」の順に選択する。
- 「60分」を選択する。
マイク音声を動画に入れる設定
録画中、マイク音声(自分の声)を動画に入れたい場合は、初期設定を変更します。ゲーム実況をやるなら必須の設定です。
- コントローラーのSHAREボタンを短く押す。
- 「シェアとブロードキャストの設定」→「シェアする音声の設定」の順に選択する。
- 「ビデオクリオップにマイクの音声を含める」にチェックを入れる。
また、念のため以下の設定も確認してください。
- コントローラーのPSボタンを長押しする。
- 「サウンドと周辺機器」を選択する。
- 「すべてのマイクを消音する」のチェックを外す。
「これから」の○○分を録画しよう
ゲームプレイを手動録画してみましょう。任意のタイミングで録画を開始するやり方です。
- ゲームをプレイ中に、SHAREボタンを2回連続で押します。1回ではなく2回、すばやく押してください。
- すると、録画中であることを示すアイコンが画面左上に表示されます。この時点から録画を開始するという意味です。
- 録画を停止したい場合は、再度SHAREボタンを2回連続で押しましょう。すると、画面左上に「ビデオクリップを保存しました。」というメッセージが表示されます。
- または、SHAREボタンを短く1回押したあと、□ボタンを押す方法でもかまいません。録画を停止して動画を保存できます。
- 動画を確認してみましょう。動画がどこに保存されているのかというと、ホーム画面の「キャプチャーギャラリー」です。スクショもここに保存されています。
- 動画を削除したい場合は、サムネイル上でOPTIONSボタンを押して「削除」を選択します。動画再生中も同ボタンから削除できます。
「これまで」の○○分を自動録画・保存しよう
PS4では、ゲームプレイは自動で録画されています。
この機能のメリットは、偶然すばらしいシーンに出くわしたときに、たとえ手動で録画していなくても動画を保存できるという点です。
操作方法は簡単です。
- 任意のタイミングでSHAREボタンを短く1回押す。
- □ボタンを押すと動画が保存される。
- キャプチャーギャラリーで動画を見る。
SHAREボタンは短く1回押すだけ、という点に注意しましょう。まちがえて同ボタンを2回連続で押すと手動録画になり、その地点から新たに録画が始まってしまいます。つまり、過去の部分は破棄されます。
よくある質問ですが、自動録画はOFFにはできません。しかし、動画を保存しないかぎりHDD・SSDの容量が減るということはないので、安心してください。
動画を編集・投稿しよう
編集方法
PS4でも動画編集ができます。まず、単純に不要なシーンをカットしたいだけなら、トリミングという機能を使いましょう。
- キャプチャーギャラリーを開く。
- 編集したい動画のサムネイル上でOPTIONSボタンを押す。
- 「トリミング」を選択する。
もっと本格的に編集したいのであれば、SHAREfactoryの出番です。無料とは思えないほど、あらゆる編集ができます。
コントローラーを使って編集することになりますが、すぐに慣れます。○ボタン、または□ボタンを押すことで基本的な操作ができる、という点を覚えておいてください。
投稿方法
PS4から動画を直接アップロードできるサイトはYouTubeのみです。
これ以外のサイトには対応していません。下記画像は古いものを使用しています。
▲X(旧Twitter)は2023年11月13日から、Facebookは2019年10月8日からそれぞれ連携できなくなりました。
YouTubeへの動画のアップロード方法は複数あります。
- キャプチャーギャラリーを開く。
- 投稿したい動画上でSHAREボタンを短く押す。
- サイトを選択する。
また、キャプチャーギャラリーを開かずに動画を投稿することもできます。
- ゲームをプレイ中、任意のタイミングでSHAREボタンを短く押す。
- メニュー画面が表示されるので、「ビデオクリップ」を選択する。
- サイトを選択する。
音量の設定をしよう
マイク音量、およびゲーム音量の調整方法については、以下のページをご覧ください。ライブ配信の場合と同じやり方です。
シェア機能でできないこと
録画禁止区間の録画
PS4でゲームをプレイしていると、「禁止区間に入ったため、ゲームプレイの録画を一時停止しました。」というメッセージが表示されることがあります。
これは、各メーカーがネタバレ防止や著作権などに配慮して、ゲームごとに設定しているものです。解除することはできません。PS4のシェア機能を使うかぎり、録画は不可能です。
なお、通知を非表示にすることならできます。「設定」→「お知らせ」→「ポップアップ表示」→「録画の禁止区間」のチェックを外します。
60分以上の録画
通常は問題ないと思いますが、1回につき録画できるのは最大60分までです。
画質の変更
基本的に、画質変更はできないものと思ってください。
ノーマルPS4の場合は720p/30fpsで録画されます。また、PS4 Proの場合は、最大1080p/30fpsでの録画となります(720p/30fps録画も可能)。
なお、少し紛らわしいところですが、ライブ配信の場合で、かつPS4 Proであれば1080p/60fpsに対応しています。
解決策はキャプチャーボード
シェア機能による録画で満足できない場合は、キャプチャーボードを導入しましょう。PCを使って録画します。
メリットとしては、
- 禁止区間に関係なく録画できる。
- 何時間でも録画できる。
- 1080p/60fpsで録画できる。
- Switchなど、PS4以外のゲームにも対応できる。
などがあります。
2006年から15年以上、ゲーム実況のやり方の解説記事を書いています。書いた記事数は1,000本以上。ゲーム配信、ゲーム録画、動画編集の記事が得意です。
記事はていねいに、わかりやすく!ゲーム実況界の教科書をめざしています。