【OBS】配信にDiscordの通話音声を「入れない」方法。無料VB-CABLEの場合

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OBS Studio(以下OBS)によるゲーム配信で、Discordの通話音声を入れたくない場合、どのように設定したらよいのでしょうか。

OBSとDiscord

今回は、VB-Audio Virtual Cable(以下、VB-CABLE)という無料ソフトを使ったやり方について見ていきます。

便宜上、ライブ配信を想定して解説していますが、録画の場合も設定は同じです。

以下の解説は、Windows PCの使用を前提としています。macOSについては扱わないので、注意してください。

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あまりに設定が難しい

通話音声を入れないための方法は、難易度が高く、慣れていないと混乱するかもしれません。設定が複雑で、めんどうです。

OBSとDiscord

また、今回行う設定は、自分が聞いている音が遅延します。ゲーム音がゲーム画面より遅れて聞こえてくるので、プレイ中に違和感を覚えるかもしれません。

遅延を妥協できるかどうかは、プレイするゲームにもよります。ただ、遅延があること自体はすぐに気づくでしょう。

別の方法については、下記ページをご覧ください。

【OBS】Discordの通話音声を「入れない」ための設定方法(キャプボ使用)
OBS Studio(以下OBS)でのゲーム配信で、Discordの通話音声を入れたくないということがあるかもしれません。 た...
【OBS】Voicemeeter Bananaを使い、通話音声を「入れない」で配信する方法
OBS Studio(以下OBS)を使用している場合、どうすればDiscordの通話音声を入れないで配信できるのでしょうか。 ...

VB-CABLEをダウンロードしよう

まずは、VB-CABLEをダウンロードしましょう。無料です。

  1. 公式サイトにアクセスする。
  2. 「Download」ボタンをクリックする。
  3. ダウンロードしたZIPファイルを解凍する。

公式サイト

つぎはインストールです。

  1. 「VBCABLE_Setup_x64」上で右クリックする。
  2. 管理者として実行」を選択する。
  3. 「Install Driver」をクリックする。
  4. 画面を進めていく。

インストール

管理者として実行していない場合、下記画像のようなエラーが出てVB-CABLEをインストールできません。

管理者権限、エラー

なお、VB-CABLEは仮想オーディオデバイスと呼ばれるソフトの一種です。音の入出力をコントロールしたいときに使います。

既定のデバイスを確認しよう

画面右下のスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンドの設定を開く」をクリックします。

サウンドの設定を開く
▲右クリック

Windowsのサウンド設定画面が開きました。「出力」の部分が「CALBE Input (VB-Audio Virtual Cable)」になっていることを確認しましょう。

出力デバイス

これは、「CALBE Input (VB-Audio Virtual Cable)」が既定のデバイスであることを意味しています。

既定のデバイスは、ゲーム音(PCの音、デスクトップ音声)をOBSで配信するさいに重要な設定だと思ってください。

既定の通信デバイスを確認しよう

今度は、設定画面右側の「サウンド コントロール パネル」をクリックします。

サウンドコントロールパネル

すると、新たに設定画面が開きました。通話相手の声を出すための音声機器に、受話器のアイコンが表示されているか確認しましょう。たとえば、「スピーカー (Realtek Audio)」です。

既定の通信デバイス
チェックマークのアイコン(既定のデバイス)と混同しないようにします。

もし受話器のアイコンがない場合は、右クリックして「既定の通信デバイスとして設定」を選びます。

既定の通信デバイスの変更

注意点ですが、「CALBE Input (VB-Audio Virtual Cable)」は既定の通信デバイスにしないようにしてください。通話相手の声が配信に乗るのを防止するためです。

既定の通信デバイスは、どの音声機器から通話相手の声を出すのか決めるための設定です。

設定をまちがえると、たとえば通話相手の声がヘッドホンではなくモニター内蔵のスピーカーから出ることがあります。

「このデバイスを聴く」をONにしよう

「録音」タブを開く

さて、いまの状態だと通話相手の声以外、PCの音が自分に聞こえません。PCゲームを起動しても、ゲーム音が鳴らないのです(無音)。

これでは困ります。設定を変更しましょう。さきほどの設定画面を開いてください。

サウンドコントロールパネル

録音」タブを開きます。「再生」タブとまちがえないようにします。あくまでも「録音」タブのほうです。

録音デバイス

「このデバイスを聴く」の設定をする

「録音」タブを開いたら、「CABLE Output (VB-Audio Virtual Calbe)」という項目を探して、ダブルクリックします。

CABLE Output (VB-Audio Virtual Calbe)

そして、「聴く」タブを開き、「このデバイスを聴く」にチェックを入れましょう。

このデバイスを聴く

さらにここが重要です。「このデバイスを使用して再生する」の部分で、既定の通信デバイスにしたのと同じデバイスを選びます。

このデバイスを使用して再生する

たとえば、さきほど「スピーカー (Realtek Audio)」を既定の通信デバイスにしたのであれば、ここでも同様に「スピーカー (Realtek Audio)」を選んでください。

ゲーム音と通話相手の声を、同一の音声機器から出すための設定です。

忘れやすいのが「このデバイスを使用して再生する」の部分です。「既定の再生デバイス」のままだと、ゲーム音が自分に聞こえません。

最後に「OK」をクリックします。

音が鳴るかテストする

以上ですべての設定が完了しました。

試しにPCで音を鳴らしてみてください。なんでもかまいません。いつも使っている音声機器から音が聞こえたら成功です。

通話相手の声は配信に乗りません。しかし、それ以外のPCの音はすべて配信に乗ります。

OBSとDiscord

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念のため設定を確認しよう

さっそく配信を始めてもよいのですが、念には念を入れてOBSとDiscordの設定を確認しておきましょう。

OBS

「設定」→「音声」の順にクリックし、「デスクトップ音声」が「既定」になっていることを確認します。

デスクトップ音声

「既定」というのは、さきほど既定のデバイスにした「CALBE Input (VB-Audio Virtual Cable)」のことをさしています。

Discord

「出力デバイス」が初期設定になっていることを確認します。

  1. 左下の歯車アイコンをクリックする。
  2. 「音声・ビデオ」をクリックする。
  3. 「出力デバイス」が「Default」になっていることを確認する。

出力デバイス

「Default」は、さきほどの既定の通信デバイスのことをさしています。今回の場合、この設定にしておけば通話相手の声は配信に乗りません。

マイク音声を入れる、入れないの設定

自分の声(マイク音)を配信に乗せたい場合は、使用するマイクを「マイク音声」で指定しましょう。

無効
▲ここに表示される項目は、PC環境によって異なります。

逆に、自分の声を配信に乗せたくない場合は、「マイク音声」は「無効」にします。

無効

詳細については、下記ページをご覧ください。

OBS StudioでBGM・マイクの音を流すための設定方法
PCの音、およびマイクの音を配信するためには、OBS Studio(以下OBS)でどのように設定すればよいのでしょうか。 ここ...
そのノイズ、消せますよ?キーボード音をリアルタイム除去。RTX Voiceの使い方
うるさいノイズに悩んでいませんか? RTX Voiceを使えば、マイクで拾ったノイズを強力に抑制できます。 ノイズとは、...

初期設定に戻したいときは

今回の方法が満足できなかった場合、初期設定に戻すこともできます。

まず、「出力デバイスを選択してください」の部分を変更します。「スピーカー (Realtek Audio)」などに戻しましょう。

出力デバイス

つぎは、「録音」タブの「CABLE Output (VB-Audio Virtual Calbe)」です。「このデバイスを聴く」のチェックを外して「OK」をクリックします。

このデバイスを聴く

設定がもとに戻りました。

まとめ

長くなりましたが、コンパクトにまとめると3ステップです。

  1. VB-CABLEを既定のデバイスにする。
  2. ふだん使っている音声機器を既定の通信デバイスにする。
  3. VB-CABLEの「このデバイスを聴く」をONにし、「このデバイスを使用して再生する」を2と同じ音声機器にする。

すべてWindows側の設定でできます。OBSとDiscordについては、マイク以外の音声設定は変更する必要はありません。

ただ、「このデバイスを聴く」の遅延には注意が必要です。

OBSでの配信方法については、下記ページをご覧ください。

OBS Studioの詳しい使い方・設定方法
OBS Studio(以下OBS)は、各種配信サイトに対応している無料のライブ配信用ソフト(配信ソフト)です。詳しい使い方を見ていきましょう...
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