【Windows 10】既定のデバイスとは?音が出ないとき優先的に確認してください

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Windows 10の既定のデバイスは、ゲーム実況(録画・ライブ配信)で重要な設定です。

既定のデバイス

以下のようなトラブルが起きたことはないでしょうか。

  • 音楽を再生しても音が聞こえない
  • 録画・ライブ配信で、PCの音が入らない

このような場合、さまざまな原因が考えられますが、まずは既定のデバイスが適切か、サウンド設定を開いて確認してみましょう。

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既定のデバイスとは

音を再生するオーディオ機器のこと

既定のデバイスとは、ここでは音を出力・再生するのに使用するオーディオ機器のことだと思ってください。

たとえば、ノートPCにUSBヘッドセットを接続したとしましょう。(1)USBヘッドセットと(2)内蔵スピーカー、計2個のオーディオ機器がWindowsに認識されている状態です。

もしUSBヘッドセットから音を出したいのであれば、これを既定のデバイスに設定します。スピーカーは既定のデバイスではないため、音は出ません。

また、スピーカーから音を出したいのであれば、スピーカーを既定のデバイスに設定します。USBヘッドセットから音は出ません。

つまり、既定のデバイスに設定したオーディオ機器から音が出るというわけです。

「既定」がわかりづらいかもしれません。英語版のWindows 10だと「Default Device」(標準デバイス)という表記になっています。

2個は設定できない

よくある質問のひとつですが、既定のデバイスを2個設定することはできません。既定のデバイスに設定できるのは、1個のオーディオ機器だけです。

出力デバイス

したがって、さきほどの例でヘッドセットとスピーカー、両方から同じ音を同時に出すというようなことは基本的にできません

ただ細かいことをいえば、「Audio Router」などのアプリを使えばできます。しかし、あくまでも例外です。

既定のデバイスを変更する(3種類)

複数のやり方があります。どの方法でもかまいません。

右下のスピーカーアイコンから

いちばん簡単な方法です。まずは、右下のスピーカーアイコンをクリックします。小さな設定画面が表示されたら上矢印をクリックします。

スピーカー

表示された一覧から任意のオーディオ機器を選択してください。ここで選択したものが既定のデバイスとして設定されます。

再生デバイス

「再生デバイスを選択します」の再生デバイスとは、音を出力・再生する機能を持ったオーディオ機器、すなわちヘッドホンやスピーカーのことです。

サウンド設定から

これも必ず覚えておきたい方法です。画面右下のスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンドの設定を開く」をクリックします。

サウンドの設定を開く
▲注意したいのですが、左クリックではありません。右クリックです。

すると、サウンド設定の画面が開くので、「出力デバイスを選択してください」の部分で任意のオーディオ機器を選択しましょう。

出力デバイス

サウンドコントロールパネルから

これは従来型の古いやり方ですが、詳細な設定ができます。まずは上記サウンド設定画面を開き、「サウンド コントロール パネル」をクリックします。

サウンド コントロール パネル

設定画面が開いたら、「再生」タブを開きます。「録音」タブではなく、「再生」タブのほうです。

再生タブ

そして、任意の再生デバイス上で右クリックし、「既定のデバイスとして設定」をクリックしてください。

既定のデバイスとして設定

すると、緑色のチェックマークのアイコンが表示されます。後述する「既定の通信デバイス」とまちがえないようにしましょう。

既定のデバイス

既定のデバイスを変更できないときは

無効なデバイス、切断されたデバイスを表示

まずはサウンドコントロールパネルを開いてください(上述)。

つぎに、ウィンドウ上の適当な場所で右クリックし、「無効なデバイスの表示」をクリックします。チェックを入れた状態にしましょう。

無効なデバイスの表示

同様に、「切断されているデバイスの表示」をクリックし、チェックを入れた状態にします。

切断されているデバイスの表示

デバイスを有効化、接続する

いまの設定を行ったあと、色が薄くなっている再生デバイスがないか確認してください。

再生デバイス

なぜなら、色が薄くなっている再生デバイスは、既定のデバイスにできないからです。具体的には以下のとおりです。

  • 選択肢に再生デバイスとして表示されない
  • 「既定のデバイスとして設定」がグレーアウト(文字が灰色)

グレーアウト

では、どうすればよいのでしょうか。もし「無効」と表示されている場合は、右クリックして「有効」をクリックしてください。そうすれば、既定のデバイスとして設定できるようになります。

有効化

また、「接続されていません」と表示されている場合は、そのオーディオ機器とPCを接続します。

「無効で、接続されていません」の場合は、有効化したうえでオーディオ機器を接続します。

再生デバイスを切り替える

ここまで設定できたら、あとは任意の再生デバイスを既定のデバイスとして設定しましょう(上述)。

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アプリにおける「既定」の意味

既定のデバイスのこと

録画・ライブ配信用のアプリを使用していると、音声設定の部分で「既定」や「Default」というような表記を見かけることがあるかもしれません。

デスクトップ音声
OBS Studio(以下OBS)では、「設定」→「音声」の「デスクトップ音声」の部分に「既定」があります。

既定というのは、Windows 10の既定のデバイスのことをさしています。

たとえば、Windows 10側で「スピーカー (Realtek Audio)」を既定のデバイスにしたとしましょう。この場合、OBSの「デスクトップ音声」で「既定」を選ぶと、「スピーカー (Realtek Audio)」を選んでいるのと同じ意味になります。

アプリ側で「既定」を選ぶと、自動的にWindowsの既定のデバイスが使われます

アプリ起動後にオーディオ機器を接続しない

ただし、注意したいのは、OBSを起動後にオーディオ機器を接続した場合です。この場合、「既定」を選んだ状態だとデスクトップ音声がOBSに入りません

デスクトップ音声

なぜなら、オーディオ機器を接続したことによって既定のデバイスが自動的に変更されるのですが、その設定がOBSに反映されていないからです。したがって、ライブ配信してもデスクトップ音声は視聴者に聞こえません。

では、どうすればよいのかというと、OBSを再起動すればよいのです。そうすれば設定がOBSに反映されます。

もしOBSの再起動を避けたいのであれば、「デスクトップ音声」の部分は自分で指定しましょう。

アプリごとに再生デバイスを変える方法

Windows 10には、使用する再生デバイスをアプリごとに設定できる機能があります。

アプリの音量とデバイスの設定

これにより、たとえばiTunesだけ、既定のデバイスとは異なる別の再生デバイスで音楽を再生することもできます。再生デバイスを振り分ける機能といってもよいかもしれません。

ただ、自分で設定したことを忘れると、録画・ライブ配信で「特定のアプリの音だけ入らない」というようなトラブルも考えられます。じゅうぶんに注意してください。

やり方は以下のとおりです。

  1. サウンドの設定画面を開く。
  2. 画面を下にスクロールし、「アプリの音量とデバイスの設定」をクリックする。
  3. 任意のアプリの「出力」を「既定」以外に変更する。

アプリの音量とデバイスの設定

既定の通信デバイスとは

既定のデバイスとよく似ているのが、既定の通信デバイスという設定です。文言に「通信」が入っている点に留意してください。

既定の通信デバイス

既定の通信デバイスは、チャットアプリ(例 : Discord)で通話している相手の声をどこから出すのか決める設定です。

出力デバイス

たとえば、相手の声をヘッドホンから出すのか、スピーカーから出すのかということです。通信というのは、ボイスチャットのことだと思っておけばよいでしょう。この通話という点が既定のデバイスとの違いです。

通常は、既定のデバイスと既定の通信デバイスを同一の再生デバイスにします。設定方法については、下記ページをご覧ください。

OBSでDiscordの通話音声を入れる方法。ほぼ設定不要です
OBS Studio(以下OBS)を使用していると、Discordの通話音声を入れたい、ボイスチャットを入れたいというケースがあるかもしれま...

まとめ

既定のデバイスは、わかったようでわからないような設定かもしれません。

「既定」や「デバイス」という日本語の意味のわかりづらさもありますし、設定方法に煩わしさを覚えることもあるでしょう。

しかし、録画・ライブ配信では、既定のデバイスは決定的に重要な設定です。とくに、アプリ起動後にオーディオ機器を接続した場合は注意してください。

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