ドスパラでガレリアPC(デスクトップPC)を購入するさい、さまざまなカスタマイズができます。
しかし、いろいろな設定項目があり、不安になるかもしれません。
そこで、このページでは各設定項目について簡単に見ていきます。通常は初期設定のままで問題ないので、安心してください。
記事リニューアルについて
2024年3月25日、ドスパラ公式サイトがリニューアルされました。
これに合わせて記事を新規に作成しました。
以下の記事はリニューアル前に書いたものです。
カスタマイズ画面の見方
まず、カスタマイズ画面を出すには、商品ページの「構成内容を変更する」をクリックします。
画面が少しゴチャゴチャしていますが、カスタマイズは大まかに3種類に別れています。
説明 | |
1.本体構成 | PCを構成するパーツを選択 ほぼ設定不要 |
2.周辺機器 | モニター、キーボード、マウスなどのPC周辺機器を選択 設定不要 |
3.サービス | 延長保証、PCの下取りなど 設定不要 |
3つのうち、重要性が比較的高いのが「本体構成」の部分です。逆に、「周辺機器」や「サービス」についてはそれほどではありません。
おすすめカスタマイズ設定
基本的に、あまり初期設定からいじらないのがおすすめです。
推奨設定 | 重要度 | |
OS | PCによって異なるが、通常は変更できない | B |
オフィスソフト | 「Office なし」 | B |
セキュリティ対策 | 「シマンテック ノートン(TM) セキュリティ スタンダード 1年版」 | B+ |
CPU | 変更できない | B |
CPUファン | PCによって異なるが、通常は変更できない | B |
CPUグリス | 「ノーマルグリス」 | B |
グラフィック機能 | 変更できない | B |
電源 | PCによって異なるが、通常は変更不要 | B+ |
メモリ | 16GB、または32GB | B+ |
SSD | 500GB以上 | B+ |
ハードディスク/SSD | 1TB以上 | B+ |
光学ドライブ | 「光学ドライブ無し」 | B- |
サウンド | 変更できない | C |
ケース | PCによって異なるが、通常は変更不要 | C |
トップケースファン前部 | 「トップケースファン前部なし」 | C |
IEEE1394 | 変更できない | C |
シリアル(COM)ポート | 変更できない | C |
無線LAN | 「無線LAN子機 無し」 | B- |
ガレリアPCは、最初の時点で問題のない構成になっています。また、へたにカスタマイズすると価格が跳ね上がります。それだったら、別のPCを選んだほうが安いということもあるでしょう。
ただ、「セキュリティ対策」の部分は「シマンテック ノートン セキュリティ スタンダード 1年版」に変更するとよいかもしれません。
なぜなら、セキュリティソフトである「ノートン」が1,100円で1年使えてお得だからです。
しかし、必要ないなら初期設定のままでかまいません。
カスタマイズするならどのパーツか
繰り返しますが、基本的には最初の構成のまま変更する必要はありません。しかし、パーツについて補足しておきます。
電源
通常、電源容量を増やす必要はありません。じゅうぶんな電源容量となっています。
ただ、省エネ性能を上げたいのであれば、「80 PLUS」のランクをアップさせるのもよいでしょう。たとえば、「BRONZE」 → 「GOLD」といったぐあいです。
メモリ
メモリは16GBを基準に考えます。
メモリ容量が16GBのガレリアPCの場合、8GBに減らすと数千円ほど安くなりますが、減らさないようにしてください。近年の事情を考えると、16GB以上がおすすめです。
また、かりに32GBに増設するにしても自分でやったほうが安くなります。しかも簡単にできるので、ここで増設する必要性は高くありません。
SSD/HDD
ガレリアPCの場合、SSDが1個搭載されており、Windows 10がインストールされています。
SSDはHDDよりも高速というメリットがありますが、長く使っていると500GB程度では容量が不足するかもしれません。このあたりについては、下記ページにまとめたとおりです。
将来的な容量不足を見込んで、以下のようなカスタマイズをするのもよいでしょう。
- 「SSD」の部分でSSDの容量を増やす(例 : 1TB)
- 「ハードディスク/SSD」の部分で、HDDを追加する(例 : 2TB)
1番めの方法は、SSDの容量を単純に増やす方法です。
▲「SSD」の部分
他方、2番めの方法は、SSDに加えてHDDを追加する方法です。つまり、最終的にはSSD + HDDという構成(デュアルストレージ)になり、ゲーム実況用に合理的な使い方ができます。
▲「ハードディスク/SSD」の部分
よくわからないのであれば、カスタマイズする必要はありません。緊急性が高いわけではないですし、PC購入後、家に余っているストレージを自分で増設することもできます。
カスマイズできない?
残念ながら、すべてを自由にカスタマイズできるわけではありません。たとえば、以下のパーツはカスタマイズ画面で選択肢が現れないのが通常です。
- CPU
- CPUファン(一部、選べるPCもある)
- グラフィック機能
- サウンド
もし特定のパーツにしたいなら、ほかのPCにしましょう。たとえば、GPU(グラフィック機能)をRTX 3070にしたいのであれば、最初からRTX 3070を搭載したPCにします。
周辺機器・サービスは不要
カスタマイズ画面の下部をご覧ください。「周辺機器へ進む」ボタンや、「サービスへ進む」ボタンがあります。
これをクリックすると、「周辺機器」や「サービス」の設定となります。「本体構成」の設定よりも重要度は格段に下がります。
通常は初期設定のまま変更不要でしょう。もちろん、サイトに掲載されている説明書きを読んで必要と思うのであれば、選んでもかまいません。
なお、以下の2つはガレリアPCに付属されていません。オプション扱いです。
- マウス
- キーボード
まとめ
少しでも安くしたいのであれば、不必要にカスタマイズしないようにしましょう。初期設定でも問題はありません。
カスタマイズするときは、以下の3点を考慮します。
- カスタマイズせず、自分でやったほうが安くないか
- カスタマイズ後、ほかのPCより値段が高くならないか
- 予算内に収まるか
もしPC選びに困った場合は、下記ページにも情報をまとめたので参考にしてください。
2006年から15年以上、ゲーム実況のやり方の解説記事を書いています。書いた記事数は1,000本以上。ゲーム配信、ゲーム録画、動画編集の記事が得意です。
記事はていねいに、わかりやすく!ゲーム実況界の教科書をめざしています。