このページでは、「ガレリア」シリーズのPCを購入する場合の選び方についてご紹介します。
さまざまなモデルが販売されていますが、Webサイトの宣伝文句をすべて真に受けてしまうと、どれがよいか迷ってしまうかもしれません。
そこで、ポイントを見ていきましょう。
2024年3月にガレリアシリーズがリブランドされました。新しく書き直した記事はこちらをご覧ください。
目次
デスクトップPCにしよう
まず前提として、ガレリアPCは2種類に分類できます。
- デスクトップPC
- ノートPC(ゲーミングノート)
どちらでもゲーム実況はできますが、デスクトップPCを推奨します。理由は3点です。
- コスパに優れる
- 排熱性能が高い
- パーツ交換で性能をアップできる
この点については、下記ページも併せてご覧ください。
スペック比較表を見てPCを選ぼう
ガレリアPCを購入するさい、いちばん参考になるのがスペック比較表です。まずは公式サイトにアクセスしてください。
そして、画面を中段くらいまで下にスクロールすると、3つの表が見えるはずです。
この表の優れているところは、PCのスペック・価格が瞬時にわかるところです。
具体的には、
- 予算からPCを選ぶ
- スペックからPCを選ぶ
というようなことが、簡単にできます。
縦軸がGPU、横軸がCPU
では、実際に表を見ていきましょう。
最初に覚えておきたいのは、縦軸と横軸の見方です。
- 縦軸 : GPU(グラフィックボード)
- 横軸 : CPU
縦軸のGPU(グラフィック)は、「PC」ゲームを高画質でプレイしたい場合に重要なパーツです。縦軸の上に行くほど高性能です。
横軸のCPUは、PCの頭脳ともいうべきパーツです。基本的に、横軸の右に行くほど高性能だと思ってください。
ただし、例外的に単純比較が難しい場合もあるので注意しましょう(後述)。
なお、メモリの容量はカーソルを型番に重ねるとわかります。ストレージ、および電源については、スペック比較表からはわかりません。
「U/Z/X/R」シリーズはどう違う?
2024年3月にガレリアシリーズがリブランドされました。こちらのほうに記事を新しく書き直しました。以下は古い情報です。
ガレリアのデスクトップPCには、4つの種類があります。
説明 | 備考 | |
Uシリーズ | シリーズ最上位のスペック ケースはアルミヘアライン仕上げ |
「Ultimate」(究極)の略 |
Zシリーズ | ハイグレード 約20~30万の価格帯 |
「Zealot」(熱狂)の略 |
Xシリーズ | 人気シリーズ 約10~20万円台の価格帯がメイン 価格・スペック的におすすめ |
「eXtend」(伸展)の略 |
Rシリーズ | シリーズ中、いちばん安価 ケースはミニタワーで小さい |
「Refine」(洗練)の略 |
シリーズによってスペック・価格が異なりますが、多くの人にとって基準となるのはXシリーズでしょう。
このシリーズはスペック的にバランスがとれており、売れ筋の価格帯です。スペックも広く展開されているので選択肢も多く、無難です。
ガレリアPCの場合、型番の1文字めでシリーズがわかるようになっています。
- XA7C-R37 : 1文字めが「X」なので、Xシリーズ
- RM5R-G60S : 1文字めが「R」なので、Rシリーズ
「Intel Core」「AMD Ryzen」はCPUのこと
公式サイトに、「Intel Core搭載モデル」「AMD Ryzen搭載モデル」と書かれてあります。これはCPUのことをさしています。
少しわかりづらいかもしれません。CPUを製造するメーカーとしてIntelとAMDがあります。
- Intel : 「Core i」シリーズを展開
- AMD : 「Ryzen」シリーズを展開
どちらが一方的によい、というわけではありません。
Ryzenの性能(マルチスレッド性能)が大きく優れている時期もあったのですが、Core iのほうも世代を重ねて追い上げてきています。ゲーミング性能や価格を含めて考えると、単純比較が難しい状況です。
なお、ガレリアPCの場合、型番でCPUの種類がわかるようになっています。
- XA7C-R37 : 「7C」なので、Core i7
- XA7R-R37 : 「7R」なので、Ryzen 7
「ゲーム推奨・コラボモデル」は重要ではない
公式サイトの上部には、「ゲーム推奨・コラボモデル」という項目があります。これは無視してかまいません。
ゲームメーカーやプロゲーミングチームとのコラボ企画ですが、ユーザー側にメリットがあるとは思えません。
「ゲーム推奨・コラボモデル」から選ばずともゲームはできますし、もちろんゲーム実況もできます。
いつかはHDD/SSDを増設しよう
急がなくてもよいので、いずれはHDD/SSDを別途増設しましょう。
ガレリアPCは標準で約500GBのSSDを搭載していますが、しばらく使い込むと容量が不足します。
たとえば、1本のPCゲームの容量が20~100GBあるとして、500GBのSSDだけではあまり余裕がありません。
また、TVゲームやPCゲームを録画したり、あるいは動画編集する場合、ストレージの容量が不足しがちです。たとえば、ゲームを30分録画するだけで数GB消費します。
できれば、1~2TBのHDD/SSDはあったほうがよいでしょう。
安く買う方法
公式サイトでは、ポイント還元キャンペーンが随時行われています。
たとえば、税込10万円以上のPCを購入することで10,000ポイントが付与される、というような内容です。
購入まえにドスパラ会員登録(無料)が必要ですが、ガレリアPCを購入するならうまく利用しましょう。実質的な値引きとなります。
ポイントキャンペーンは頻繁に行われています。時期・内容については、公式サイトをご覧ください。
どれがいい?
基本的に、売れ筋を買えば大きなハズレを引くことはないでしょう。わからないことがある場合は、下記ページをご覧ください。
2006年から15年以上、ゲーム実況のやり方の解説記事を書いています。書いた記事数は1,000本以上。ゲーム配信、ゲーム録画、動画編集の記事が得意です。
記事はていねいに、わかりやすく!ゲーム実況界の教科書をめざしています。