Discordでゲーム配信(ライブ配信)するための機能として、Go Liveがあります。
メリットは4つです。
- PCゲーム配信がすぐにできる
- 無料
- 遅延が1秒未満
- こじんまり配信できる
このページでは、Go Liveのやり方について見ていきましょう。
Windowsの使用を前提とした解説です。
目次
注意点
PCゲームが想定されている
Discordでいうところのゲームは、基本的にPCゲームのことをさしていると思ってください。公式ヘルプを見ればそれが一目瞭然です。
では、SwitchやPS5はどうなのかというと、できないことはありません。ただ、Discordでやろうとすると少しハードルが上がります(後述)。
視聴者数は50人まで
同時に接続できるユーザー数(接続ユーザー数)は、最大50人までです。
より多くの視聴者に配信を見てもらいたい場合は、DiscordではなくOBS Studioなどを使った一般的なライブ配信を行う必要があります。
画面共有のやり方
ボイスチャンネルに参加する
まず、サーバーのボイスチャンネルに参加してください。
ゲームを起動する
そしてゲームを起動します。
すると、左下にゲームタイトルが表示されます。これはDiscord側でゲームを検出し、認識している状態を示しています。
ゲームがフルスクリーンだと、Discordに戻る方法がわからないという人がいるかもしれません。
画面切り替えを行うには、Altキーを押しながらTabキーを何回か押してDisocordを選択します。
左下にゲームタイトルが表示されない、検出されないという人もいると思いますが、後述する対処法を試しましょう。
配信を開始する
Discordがゲームを認識すると、左下に配信アイコンが表示されます。これをクリックしてください。
すると、下記画像のようなウィンドウが表示されるので、「Go Live」ボタンをクリックします。配信開始です。
「配信画質」については、無課金ユーザーの場合は「解像度」や「フレームレート」の設定を変更する必要はありません。
というのも、無課金ユーザーは初期設定の720p/30fpsが限度だからです。Nitoroユーザーでないと1080p/60fps配信はできません。
配信を開始すると、右下に「配信ポーズ中 ゲームに切り替えて再開する。」と表示されます。ゲームに戻ってプレイを開始しましょう。
ゲームが検出されない場合は
ゲームによっては、Discord側でうまく検出できないことがあります。そこで対処法です。
まず、設定画面を開きましょう。
そして、「登録済みのゲーム」をクリックします。「追加する !」という部分に注目してください。
ここの「選択」の部分をクリックすると、起動中のソフトが一覧表示されます。ゲームタイトルを選択して「ゲームを追加」をクリックします。
あとは設定画面を閉じて戻れば、左下にゲームタイトルが表示されているはずです。
音声の出し方
ゲーム音
初期設定でゲーム音が入るようになっています。
このときゲーム音以外のPCの音は入りません。たとえば、PCでYouTubeの動画を再生しても視聴者には聞こえません。
マイク音
マイク音(自分の声)については、すでに設定できているはずです。
▲表示される名称は、PC環境によって異なります。
マイクが入らない、途切れる場合は、下記ページも併せてご覧ください。
Switch、PS5の画面を映すには?
キャプチャーボードが必要
TVゲームの画面をPCに映すには、キャプチャーボードという周辺機器が必要です。下図のようにつなぐのです。
この点、「ゲーム機とPCをHDMI接続すればいいじゃないか」と思うかもしれませんが、ゲーム画面は映りません。PCが搭載しているHDMIというのは、そのような用途で使えないからです。
詳細については、下記ページをご覧ください。高い買い物になります。
Discordでどうやるのか
問題はキャプチャーボードを買ったあとです。じつは、DiscordでTVゲーム配信をやろうとすると、少し手間がかかります。
「デバイスをキャプチャ」を使うのですが、ゲーム音声を出すためにひと手間かけなくてはいけません。
設定方法については、下記ページをご覧ください。
2006年から15年以上、ゲーム実況のやり方の解説記事を書いています。書いた記事数は1,000本以上。ゲーム配信、ゲーム録画、動画編集の記事が得意です。
記事はていねいに、わかりやすく!ゲーム実況界の教科書をめざしています。