初めてPowerDirectorを使うとなると、ほんとうに自分でも動画編集できるのか不安になるものです。
また、実況動画の編集にAviUtlとどちらを使うべきか、悩んでいる人もいるでしょう。
そこで今回は、PowerDirectorの7個の編集機能について、簡単に解説します。以下の2点をつかんでくさい。
- 初心者でも簡単ということ
- PowerDirectorで編集するときのイメージ
目次
不要な部分をカットしよう
実況動画を撮ると、どうしても不要なシーンが出てきます。視聴者に飽きられないように、退屈な部分はカットしましょう。
- PowerDirectorでは、編集したい動画を読み込むと(A)、その動画がサムネイルで表示されます(B)。
- 動画をドラッグ&ドロップします。
- カットしたい部分に移動し(目盛をクリック)、オレンジ色の四角いアイコン部分にマウスカーソルを合わせます。
- すると、カーソルがオレンジ色に変化します。
- この状態で右にドラッグしてください。
- ドラッグした範囲が黄色になりました。
- Deleteキーを押すことで、黄色い範囲を削除できます。これで完了です。
- ほかのカット編集のやり方については、「PowerDirectorでカット編集する方法、全5種類」をご覧ください。
トランジションを入れよう
- 画面が切り替わるときに入れる効果のことをトランジションといいます。あらかじめ動画の不要な部分をカット、または複数の動画を読み込んでおいてください。
- 「トランジション ルーム」をクリックします。
- 適当なトランジションをクリックします。「フェード」が理解しやすいでしょう。
- 動画と動画の隙間になっている部分にトランジションをドラッグ&ドロップして完成です。
- トランジションについては、「PowerDirectorでトランジションを入れる方法。簡単にオシャレ感アップ」をご覧ください。
テロップを入れよう
テロップは画面内に入れる字幕のことです。
- 「タイトル ルーム」をクリックします。
- 今回は「デフォルト」をクリックしてください。
- そのまま動画の下にある欄にドラッグ&ドロップします。
- 「マイ タイトル」と書かれてある部分をダブルクリックします。
- 文字を入力します。「OK」をクリックすれば完成です。
- 文字の装飾や、エフェクトのかけ方については、「【作例付き】PowerDirectorで文字・テロップ・字幕を入れる方法」をご覧ください。
BGM・効果音を入れよう
動画に最初から入っている音声とは別に、BGM・効果音などを入れることができます。
- 追加したい音声をスピーカーのアイコンがある欄にドラッグ&ドロップします。
- 音声をフェードイン・フェードアウトしたり、音量調整したい場合は、「音声ミキシング ルーム」でできます。
- 詳しい音声編集の方法については、「PowerDirectorでBGM・効果音を編集する方法。音量調整のやり方も」をご覧ください。
早送り・スロー動画にしよう
早送り・スローモーションも簡単にできます。特定の範囲だけ再生速度を変えてみましょう。
- 「編集」→「動画速度」を選択します。「編集」が見当たらない場合は、動画をクリックして青色の状態にしてください。
- 「選択した範囲」タブを開きます(A)。再生速度を変更したい位置に移動し(B)、「タイム シフトの作成」をクリック(C)します。
- オレンジ色の枠の端にカーソルを合わせ、再生速度を変えたい範囲をドラッグで調整しましょう。開始位置・終了位置を決めます。
- 「可変速」の部分をクリックし、任意の数字を入力します。たとえば、倍速なら2、スローなら0.5です。
- 「OK」をクリックして完成です。
- 詳細については、「PowerDirectorで簡単にできる速度変更のやり方。早送り・スロー編集」をご覧ください。
一時停止させよう
動画の途中で決定的な瞬間があるとき、フリーズフレームという機能を使って画面を一時的に止めてみましょう。
- 「編集」→「アクション カメラ センター」の順にクリックします。「編集」が見当たらない場合は、動画をクリックして青色の状態にしてください。
- 「エフェクト」タブを開きます。
- 一時停止させたい位置に移動し(A)、「フリーズ フレームの追加」をクリック(B)します。
- 画面を一時停止しておきたい時間を「所要時間」に入力してください(例 : 2秒)。
- 「OK」をクリックして完成です。
- 詳細については、「時間を止めてオシャレ演出。PowerDirector「フリーズフレーム」のやり方」をご覧ください。
動く部分にモザイクをかけて追従させよう
モーショントラックという機能を使って、モザイクをかけてみましょう。
- 「編集」→「モーション トラック」の順にクリックします。「編集」が見当たらない場合は、動画をクリックして青色の状態にしてください。
- モザイクを追従させたい部分を白い枠で指定します。この白い枠は、位置・サイズをドラッグで変更できます。
- 「トラック」ボタンをクリックします。すると、トラッキングが始まります(自動)。終わるまでしばらく待ちましょう。
- 「fx」をクリックするとモザイクをかけることができます。モザイクの位置・サイズがおかしい場合は、青い枠をドラッグして調整してください。
- 「OK」をクリックして完成です。
- 詳細については、「PowerDirectorでモーショントラッキングする方法。モザイク・文字を追従させる」をご覧ください。
製品を購入するときは注意しよう
PowerDirectorにはさまざまな種類があります。
- Standard
- Ultra
- Ultimate
- Ultimate Suite
- 365
- Director Suite 365
基本的には、Ultraまたは365を購入しましょう。実況動画を編集する目的であればこれでじゅうぶんです。
詳細については、下記ページをご覧ください。PowerDirectorを安く購入する方法をご紹介します。

まとめ
ここまでの解説で、PowerDirectorを使ったときの「なんとなくの」イメージを持てたでしょうか。
もちろん、意味不明な部分もあったかもしれません。
しかし、心配いりません。無料の詳しいユーザーガイド(取扱説明書)があります。1個ずつ手順が書かれているので、たいていの場合は対処できるでしょう。
当サイトでも、PowerDirectorの詳しい使い方を掲載しています。

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