OBS Studio(以下OBS)を使って複数のサイトで同時配信したいなら、プラグインを導入しましょう。

今回は「Aitum Multistream」(エイタム・マルチストリーム)というプラグインを使います。
- OBSを1個起動して設定するだけ
- 同時配信できる数は無制限
- 見やすいUI
- 別プラグイン(Aitum Vertical)を入れると、2つめのサイトで縦型配信できる
- 無料

使い方は簡単です。
- Aitum Multistreamを入れる。
- 歯車アイコンから配信先を追加する。
- 配信を開始する。

6分ほどあればすぐにできます。
今回は、Aitum Multistreamを使った同時配信のやり方をまとめました。
関連【OBS】複数のサイトで簡単に同時配信するには?専用のプラグインがあります
目次
1つめのサイトの設定を終わらせておこう
OBS本体側で設定しておく
前提として、OBS本体側で1つめの配信サイトの設定を終わらせておきましょう。
たとえば、
- YouTube
- Twitch
の2サイトで同時配信するつもりなら、OBS本体側でYouTubeの配信設定をすませておきます。
そして、このあと導入するAitum Multistreamで、2つめのサイトについての配信設定をしていきます。
つまり、以下のようにします。
- OBS本体 : 1つめの配信サイトの設定
- Aitum Multistream : 2つめの配信サイトの設定
YouTube・Twitch・Kickなどを想定
今回は、配信サイトとして
- YouTube
- Twitch
- Kick
などを想定しています。
ニコ生、ツイキャスについては、軽く言及するに留めました。
Aitum Multistreamを導入しよう
OBS本体側の設定が完了したら、プラグインであるAitum Multistreamを入れましょう。
ダウンロード・インストール方法は、以下のとおりです。
- 事前にOBSを閉じておく。
- 公式サイトにアクセスする。
- 約5秒経過後、「aitum-multistream-windows-installer.exe」のダウンロードが始まる。
- EXEファイルを実行する。
- 画面を順に進めていく。
2つめのサイトを追加しよう
ドックを表示する
Aitum Multistreamのインストールが完了したら、OBSを起動してください。
そして、「ドック」→「Aitum Multistream」の順にクリックします。

Aitum Multistreamのドック(設定画面)が表示されました。ドックをドラッグ&ドロップすれば、OBSのウィンドウにドッキングできます。

▲ドックをドッキングしたところ
歯車アイコンから配信先を追加
そうしたら、歯車アイコンをクリックします。

「Main Canvas」→「+Add Output」の順にクリックします。

すると、配信サイト一覧のウィンドウが開きました。追加したいサイトを選択しましょう。

▲今回はTwitchを選択しました。
なお、ニコ生やツイキャスなど、一覧にないサイトの場合は「Other Service」をクリックします。
2つめのサイトのストリームキーを入力しよう
配信サイトを選択すると、ストリームキーなどの入力画面になります。

「Stream Key」の部分にストリームキーをコピー&ペーストしましょう。
同キーは配信サイトに掲載されています。下表をご覧ください。
| ストリームキーのコピペ方法 | |
| Twitch | 1.ダッシュボードにアクセスする。 2.「プライマリストリームキー」の「コピー」をクリックする。 3.OBSに戻り、「Twitch Stream Key」にペーストする。 |
| YouTube | 1.ダッシュボードにアクセスする。 2.「エンコーダの使用方法の詳細」をクリックする。 3.「ストリームキー」の「コピー」をクリックする。 4.OBSに戻り、「YouTube Stream Key」にペーストする。 |
| Kick | 1.ダッシュボードにアクセスする。 2.「ストリームキー」の目のアイコンをクリックする。 3.メールが届く。 4.メール内に書かれてあるコードをコピーし、Kickにペーストする。 5.ストリームキーをコピーする。 6.OBSに戻り、「Kick Stream Key」にペーストする。 |
「Server」の部分の設定については、少なくとも上記3サイトの場合は必要ありません。

▲Twitch、YouTube、Kickの場合、設定不要です。ニコ生やツイキャスの場合は設定が必要です。
設定できたら「Create Output」をクリックします。

サイトが追加されたことを確認しよう
これでサイトを追加できました。

三角形のアイコンをクリックすると「Advanced Settings」が表示されます。

ここの部分は、基本的に設定をする必要はありません。
設定変更が必要な場面としては、配信サイトごとに映像・音声設定を変えたい場合です。
- エンコーダー
- 解像度
- ビットレート
- フレームレート

▲この設定画面は、「Video Encoder」を「Main Encoder」以外にすると表示されます。
よくわからない場合は、設定変更は不要です。
「OK」をクリックしてください。

これで設定完了です。今回は下記画像のようになりました。

- Built-in stream : OBS本体で設定したサイト
- ◯◯◯ Output : Aitum Multistreamで追加したサイト
配信を開始しよう
あとは配信を開始するだけです。必ず以下の順番でクリックしてください。
- 「Built-in stream」(OBS本体)の配信アイコンをクリックする(1個め)。
- 「◯◯◯ Output」をクリックする(2個め)。

この順番が逆だとエラーが出ます。

▲エラー文には「最初にOBS本体で設定した配信サイトの配信を開始してくれ」というような内容が書かれてあります。
なお、「Built-in stream」がYouTubeの場合は、「配信の管理」ボタンから配信を開始するかたちになります。


配信を開始すると緑色のアイコンに変化します。

続いて2個めの配信も開始します。

配信終了したいときも同じボタンをクリックしましょう。
同時配信対応のコメビュについて
コメントビューアーについては、複数のサイトのコメントを同時に閲覧できるものが便利です。
たとえば、「わんコメ」がこれに該当します。

同アプリの使い方については、下記ページをご覧ください。複数のサイトのコメントを同時に見る方法についても触れています。
まとめ
Aitum Multistreamを使う場合は、以下の方法で同時配信できます。
- 「ドック」→「Aitum Multistream」でドックを表示。
- 歯車アイコンから設定。
- 配信アイコンを2個、順番にクリック。
ほかに同時配信できるプラグインとしては、「obs-multi-rtmp」もあります。
どちらを使ってもかまいません。しいて言えば、UIはAitum Multistreamのほうが少し見やすいですが、大差ないでしょう。
本文中では書きませんでしたが、同時配信では回線速度に注意してください。回線速度がたりないと配信がカクつきます。
2006年から20年以上、ゲーム実況のやり方の解説記事を書いています。書いた記事数は1,000本以上。ゲーム配信、ゲーム録画、動画編集の記事が得意です。
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