初心者のためのGV-USB3/HD購入ガイド・レビュー

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GV-USB3/HDは、アイ・オー・データから発売されているキャプチャーボードです。コスパに優れている製品を探しているならこれです。

GV-USB3/HD
GV-USB3/HDの外観(リンク先 : Amazon)

このページでは、以下のことについてご紹介します。

  • GV-USB3/HDの注目すべき点、メリット
  • 購入まえに確認すべき注意点
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注目すべきは動画編集ソフトが付属する点

無料でPowerDirector 14が手に入る

GV-USB3/HDの特長は、有料の動画編集ソフトである「PowerDirector 14」が付属されているという点でしょう。この1点に尽きます。

PowerDirector 14

同ソフトには複数のバージョンがあるのですが、おおよそ10,000円前後する製品だと思ってください。それがGV-USB3/HDについてきます。

【図解】PowerDirectorの詳しい使い方。実況動画を編集しよう
PowerDirectorは、サイバーリンクが開発・販売する動画編集ソフトです。 動画編集が初めてでも使いやすい ...

コスパのよさが光る

では、動画編集ソフトが付属されているぶん、GV-USB3/HDの価格が高いのかというと、違うのです。

AmazonでのGV-USB3/HDの実売価格は、ほかのキャプチャーボードよりも安いのです。実際にAmazonで、GC550Elgato Game Capture HD60 Sと比較してみてください。

動画編集ソフトがついているのに、他メーカーのキャプチャーボードよりも安いということがわかるはずです。

制限がかかっている機能もある

ただし、GV-USB3/HD付属のPowerDirector 14には制限があるという点には注意しましょう。いくつかの機能が使えないのです。

では、どのような機能が使えなくなっているのでしょうか。気になると思いますが、実況動画を編集するうえでは使わない機能が制限されているにすぎません。詳細は後述します。

購入まえに最低限の仕様を確認しよう

GV-USB3/HD
製品画像
PCとの接続 USB 3.1(USB 3.0)
エンコードタイプ ソフトウェアエンコード
最大録画解像度 1080p/60fps
ゲーム機との接続 HDMI
パススルー出力機能 あり
対応OS Windows 10/8.1/8/7(64bit)

USB 3.0専用

GV-USB3/HDとPCを接続するには、USB 3.0を使います。USB 2.0端子に接続しても動作しません。必ずUSB 3.0端子に接続してください。

USB 3.0

HDMI出力できるゲーム機に対応

GV-USB3/HDは、HDMI端子を搭載するゲーム機に対応しています。たとえば、SwitchやPS4などの近年発売されたゲーム機です。

対応ゲーム機の例

しかし、PS2やWiiなど、HDMI端子を搭載していないゲーム機とは接続できません。その場合は、GV-USB2が購入候補となります。

対応していないゲーム機の例

なお、PS3の場合については後述します。HDCPというコピーガードの関係で、少し特殊な話になります。

【ガイド】GV-USB3/HDの使い方・設定方法
GV-USB3/HDの使い方について見ていきましょう。 この記事を読めば、以下の内容をマスターできます。 ゲー...

相応のPCスペックが必要

動作環境については、公式サイトに掲載されているとおりです。意味がよくわからない場合は下記ページをご覧ください。

参考 ゲーム実況で必要なPCスペックと、おすすめPCの選び方

PC

特別高性能なPCが必要というわけではありません。抽象的な表現になりますが、相応のスペックがあれば問題なく動作します。

ただ、GV-USB3/HD付属のキャプチャーソフトである「HD Mix Capture」は、動作が重いという点には注意が必要です。対処法など、詳細については後述します。

他製品との比較

GV-USB2との違い

GV-UBS3/HDと名前がよく似ていますが、GV-USB2は完全な別製品です。

参考 GV-USB2の使い方

GV-USB2は、レトロゲーム機用の製品だと思ってください。たとえば、PS3、PS2、PS1、Wii U、Wii、GC、N64、SFCなどのゲーム実況をしたいときに使います。

SwitchやPS4とは接続できません。なぜなら、GV-USB2にはHDMI端子がないため、最新のゲーム機をつなげることができないからです。

GV-HDRECとの違い

GV-HDRECは、PCを使わずにゲームを録画したい、実況動画を作りたいという人向けの製品です。GV-USB3/HDとは異なり、PCには接続できません。

参考 GV-HDRECの使い方

価格はGV-USB3/HDよりも圧倒的に安く、さらにコスパに優れた製品です。ただ、ライブ配信はできないので、その点は注意してください。

付属品

付属品は下記画像のとおりです。

付属品

  • USBケーブル
  • HDMIケーブル(約1.5m)
  • CD-ROM
  • 縦置きスタンド

縦置きスタンドは、GV-USB3/HD本体を縦置きしたい場合に使用してください。

付属ソフトが重い

HD Mix Captureについて

GV-USB3/HDには、HD Mix Captureというソフトが付属されています。ゲーム画面をPCに映したり、録画するときに使うソフトです。

HD Mix Capture

このHD Mix Captureですが、サードパーティ製のソフトと比較して動作が重い点がネックです。

筆者の環境(後述)では、ウィンドウ状態で画面を映しているだけで、CPU使用率が15%前後になりました。フルスクリーンにすると24%まで上昇します。

HD Mix Capture

初期設定の状態で録画すると、さらに重くなります(40~43%)。PCスペックによっては、HD Mix Capture使用時だけ画面がカクカクするということがあるかもしれません。

そこで、録画時は初期設定を変更してGPUエンコードしましょう。動作が軽くなります。

GPU

サードパーティ製のソフトだと軽い

では、ほかのサードパーティ製のソフトではどうかというと、こちらは軽いのです。

たとえば、OBS Studio(以下OBS)というソフトの場合は、フルスクリーンにしてもCPU使用率は7~8%程度でしかありません。

OBS Studio

録画はせず、ゲーム画面をPCに映しただけの状態で、HD Mix CaptureとOBSではこれほどの違いが出ます。

なお、アマレコTVというソフトだと、CPU使用率は6%程度です。

サクッと理解するアマレコTVの使い方・設定方法
アマレコTVを使うと、キャプチャーボードに接続したゲーム機の画面をPCに映たり、ゲームを録画することができます。 アマレコTV...

テスト環境

使用したPCのスペックは、以下のとおりです。

  • CPU : Core i7-4770(3.40GHz)
  • メモリ : 16GB
  • グラフィックボード : Geforce GTX 1060(3GB)
  • OS : Windows 10(64bit)

HD Mix Captureのバージョンは1.12、PS4の映像出力は1080p/60fpsです。

PowerDirector 14の制限

どのような機能が制限されているのか

PowerDirectorには、さまざまな編集機能が搭載されています。

PowerDirector 14の機能

しかし、GV-USB3/HD付属のPowerDirectorは完全版ではありません。そのため、使用が制限されている機能もあります。

PowerDirector 14の制限

一例ですが、以下のような機能が制限されています。

  • レンズ補正
  • ビデオスタビライザー
  • ビデオエンハンスメント
  • モーショントラック
  • モーションブラー
  • キーフレーム
  • WaveEditor

これらの機能を使おうとすると、「現在ご利用になられているPowerDirectorのバージョンはこの機能に対応しておりません。」というメッセージが表示されます。

機能制限

ゲーム実況では大きな影響なし

しかし、いずれも実況動画ではほぼ使わない機能です。心配ありません。

【図解】PowerDirectorの詳しい使い方。実況動画を編集しよう
PowerDirectorは、サイバーリンクが開発・販売する動画編集ソフトです。 動画編集が初めてでも使いやすい ...

たとえば、モーショントラックは画面内で動くものに対してモザイクをかけて追従させる機能です。

また、キーフレームは、たとえば静止画像を画面の左から右に移動させたいというときに使います。

これらの機能を実況動画で使うかというと、使わないことのほうが圧倒的に多いでしょう。したがって、大きな影響はないはずです。

実況動画で使うような機能、たとえば倍速などは問題なくできます。

もし完全版のPowerDirectorを使いたい場合は、ソフトを購入することになります。

使い方を別ページで理解しよう

GV-USB3/HDを使いこなすためには、以下の事項をマスターしましょう。いずれも基本的なことです。

  • 付属ソフトのインストール方法
  • ゲーム機との接続方法
  • ゲーム画面をPCに映す方法
  • ゲーム画面をTVにも映す方法(パススルー出力)
  • 録画・ライブ配信のやり方

詳しい使い方については、以下のページをご覧ください。製品を購入するまえに、ザッと一読しておくことをお勧めします。

【ガイド】GV-USB3/HDの使い方・設定方法
GV-USB3/HDの使い方について見ていきましょう。 この記事を読めば、以下の内容をマスターできます。 ゲー...

まとめ

GV-USB3/HDは、驚くべきコスパのよさです。キャプチャーボード単体で見ても実売価格は安いのに、さらに動画編集ソフトまでついてきます。

また、記事中では触れませんでしたが、ゲーム実況で必要な機能も搭載しています。たとえば、遅延を回避したいならパススルー出力がありますし、動画に自分の声を入れるための機能もあります。

特段、個性的な製品というわけではないものの、スタンダードで安心して使える部類に入るキャプチャーボードと言えるでしょう。

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質問・コメント

  1. 匿名 より:

    質問です。
    GC550 PLUSとこちらのキャプボで購入を迷っているのですが、
    出力される画質、音声等に差はありますでしょうか。
    画面さえキャプチャできれば問題なく、付属のソフト等は特に必要ないです。
    キャプチャソフトはアマレコ、OBSを想定しています。
    大きな差がなければ、値段の面でこちらのキャプボを購入しようと思っておりますので、よろしければ管理人様の知見をお伺いしたいです。

    • 管理人 より:

      いまPLUSが手元にないので、無印での話になりますが、
      GV-USB3/HDと画質・音質での違いは私にはわからないです。

      厳密に検証したことはないものの、少なくともパッと見で
      動画から違いがわかるかというと、わかりません。同じです。

      どちらの製品も、私のところではアマレコTVおよびOBSともに
      問題なく使えています。

  2. 匿名 より:

    このキャプボは音声出力周りに重大な不具合があります。それは、音声が唐突に反転してしまうというものです。
    右からの音が左から聞こえたり、前からの足音が後ろから聞こえたりと、かなり深刻な不具合です。UBS3.0や3.1(Gen1/Gen2)でも起こるため、不具合が発生したその都度USBを挿し直せば一応解消はされます。
    既にメーカーにも問い合わせておりフィードバックもしてもらっているのですが、今のところは挿し直しをして欲しいという回答のみをいただいております。
    こちらに関してはAmazonレビューやTwitterでもいくつか報告が来ており、ただしその数が少ないのでおま環かどうかが判断しづらいのですが、自身はスペック等は問題ないPCでその不具合が発生したため、ご報告としてコメントをしておきます。

    また、これもおま環かもしれないですが、様々なキャプボをアマレコTV4を用いて試してみたところ、GV-USB3は飛び抜けて遅延が非常に少ないキャプボでした。
    GC550やHD60Sよりも明らかに遅延がなく、スプラ等のSTGでもアマレコTVを見ながら出来なくはないレベルのものだと個人的に感じています。まあパススルーさえすればそこまでの評価点ではないんですけど。

    • 管理人 より:

      ご報告ありがとうございます。

      私のところだと音がおかしくなることはないですが、
      その症状があると大変そうですね…。