【Twitch】アーカイブを永久保存。ダイジェストの作り方

Twitchアーカイブ(過去の配信)を永久保存したいなら、配信後に「ダイジェスト」機能を使って対策しましょう。

ダイジェストツール

アーカイブは基本的に7日間で削除されるため、期限が来る前に同機能(ダイジェストツール)で編集します。そうすれば消えません。

通常 Prime Gamingユーザー アフィリエイト パートナー
ダイジェスト 無期限 無期限 無期限 無期限
過去の配信 7日間 60日間 14日間 60日間

ダイジェスト機能の使い方は、一般的な動画編集ソフトのようにカット編集(トリミング)していく作業に似ています。

PCでの操作を前提とした解説です。

ダイジェストの別名は、ハイライト(Highlights)です。

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ビデオプロデューサーを開こう

まず、前提として配信でアーカイブを残しておいてください。アーカイブの残し方については、下記ページにまとめました。

【Twitch】アーカイブの残し方と、7日間の保存期間内にすべきこと
Twitchで配信するなら、ぜひアーカイブ(過去配信の録画、VOD)を残しておきましょう。 リアルタイムでライブ配信を視聴でき...

つぎに、ダッシュボードのビデオプロデューサーにアクセスしましょう。そして「ダイジェスト」ボタンをクリックします。

ダイジェスト
▲「ダイジェスト」をクリックします。もし「公開」と表示されている場合は、右隣の3点リーダーから「公開」をクリックしてください。

なお、期限切れとなりそうなアーカイブを絞り込みたい場合は、フィルタリングで「有効期限」にすると便利です。

有効期限

ダイジェストを作ってみよう

黄色い部分=セグメント

ダイジェストツールの画面になったら、いよいよダイジェストを作成してみましょう。

作り方ですが、残したい箇所を黄色の範囲で設定します。この黄色の範囲のことをセグメントといいます。

セグメント
▲セグメント

セグメントの両端部分をそれぞれ左右にドラッグしてください。最初から最後までダイジェストとして残したい場合は、左右の限界までドラッグして黄色にします。

カット編集

黄色の範囲が最終的に残り、それ以外の部分はカットされます。

黄色の範囲の調整

セグメント(黄色の範囲)の長さを調整する方法は、左右の両端をドラッグするのがいちばんシンプルです。

  • 左端 : 開始位置
  • 右端 : 終了位置

ほかの方法としては、(1)紫色の縦線(再生ヘッド)を移動し、(2)下矢印から開始位置・終了位置を設定するやり方もあります。

再生ヘッド・下矢印

再生ヘッドを移動するには、時間表示の部分を左右にドラッグするか、またはタイムラインの任意の箇所をクリックしてください。

時間表示の部分を左右にドラッグ

再生ヘッドを任意の箇所に移動できたら、下矢印をクリックします。メニューが表示されるので、以下のいずれかを選択しましょう。

  • ここでセグメントを始める : 開始位置になる
  • ここでセグメントを終わらせる : 終了位置になる

ここでセグメントを始める、ここでセグメントを終わらせる

開始位置・終了位置は、「開始」「終了」の部分で時間を手動入力しても変更してもかまいません。

手動入力

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途中部分をカット編集

アーカイブの途中部分を何箇所かカットしたいという場合は、新しいセグメントを追加しましょう。

新しいセグメントを追加

そうすればセグメントを複数設定でき、不要な部分をすべて削除した状態でダイジェストを作れます。

複数のセグメント

セグメントを新しく追加するには、(1)任意の位置に再生ヘッドを移動して(2)「+」アイコンをクリックしてください。

「+」アイコンをクリック

すると、セグメントが新規に追加されます。選択中のセグメントは黄色く表示され、選択中でないセグメントは紫色になります。

選択中のセグメント

あとは、さきほどと同じようにセグメントの開始位置・終了位置を調整します。これを繰り返していくことで、必要な部分だけを残せます。

もしセグメントを削除したい場合は、そのセグメントをクリックしたうえでゴミ箱アイコンをクリックします。

ゴミ箱アイコン

ダイジェストを見てみよう

内容の確認

ここまでできたら実際にダイジェストを再生してみましょう。「すべてのセグメントをプレビューする」ボタンをクリックします。

すべてのセグメントをプレビューする

もしセグメントを複数追加していて、特定のセグメントだけ再生したい場合は、右隣にある「選択したセグメントをプレビュー」ボタンをクリックします。

選択したセグメントをプレビュー

公開する

問題がないことを確認したら、最後に「ダイジェストを公開する」をクリックしてください。

ダイジェストを公開する

すると画面が切り替わります。タイトル説明などの設定をし、画面右下の「変更を保存」をクリックします。

変更を保存

これでダイジェストが完成しました。公開状態となり、自動的にビデオプロデューサーの画面が表示されます。

ダイジェストの見方

「ダイジェストを処理中...」と表示されている場合は、しばらく待つか、またはページを更新(F5キー)してみてください。

ダイジェストを処理中

処理が完了すると「ダイジェスト」と表示され、「視聴」ボタンが表示されます。このボタンをクリックすればダイジェストを見られます。


▲「ダイジェスト」と書かれてあるので、ダイジェスト機能で作った動画であることが一発でわかります。

もし「視聴」ではなく「公開」と表示されているときは、ダイジェストが非公開設定になっており、視聴者は見られません。公開設定は3点リーダーから変更できます。

クリップとの違い

少しわかりづらいかもしれないのが、ダイジェストとクリップの違いです。

クリップ

両者はどちらも半永久的に動画(過去の配信)を残せる点では共通しています。しかし、下表のような違いがある点に留意してください。

期限 長さ 作成できる人 YouTube・TikTokへ直接投稿
ダイジェスト 無期限 無制限 配信者 できない
クリップ 無期限 60秒 配信者・視聴者 できる

位置づけとしては、アーカイブとして長時間の動画を残したい場合はダイジェスト、切り抜き動画を作りたい場合はクリップ、ということになるでしょう。

ダイジェストからクリップを作成することもできます。

まとめ

ダイジェストを作成すれば、過去の配信を永遠に残せます。動画が消えるまえに作業しておきましょう。

ダイジェストツールの画面で重要なのは黄色の範囲です。両端を左右にドラッグして範囲を調整します。

Twitchでの配信方法については、下記ページに情報をまとめています。併せてご覧ください。

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