【OBS Studio】シーン機能の便利な使い方。画面をスムーズに切り替える

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OBS Studio(以下OBS)のシーン機能を使うと、以下のような場面で画面を一瞬で切り替えられるようになります。

シーン機能

  • 配信中、休憩を挟みたいとき
  • OP・ED用の動画を流したいとき
  • 複数のWebカメラの映像を切り替えたいとき

たとえば、ふだんはゲーム画面を表示しておいて、休憩のときだけ猫の画像を表示したいという場面をイメージしてください。これがワンクリックで可能です。

ほかにも、オープニングやエンディングで動画を流したいとき、シーン機能を使うとスムーズでしょう。また、複数のWebカメラをつなげて別角度で設置し、同機能で切り替えることもできます。

シーン機能は、視聴者からするとTV番組でカメラが切り替わったときのように見えます。画面が一瞬で変わるからです。

シーンを作成して切り替えてみよう

実際にシーンを作ってみましょう。簡単です。

  1. 通常どおりソースを追加します。
  2. ソースを追加

  1. 「シーン」のところにある「+」をクリックします。
  2. シーンを追加

  3. 適当な名前をつけて「OK」をクリックします。
  4. 名前を入力

  5. いま追加したシーンにソースを追加します。
  6. 別シーンにソースを追加

  7. 任意のシーン名をクリックしましょう。画面が切り替わります。
  8. シーンを切り替える

シーントランジションでエフェクトを変えよう

シーンを切り替えたさいのエフェクトは、「シーントランジション」の「+」で変更できます。

シーントランジション

選択できるエフェクトは、以下のとおりです。いちばん使いやすいのは「フェード」です。個性を出したいなら「輝度ワイプ」がよいかもしれません。

  • カット
  • フェード
  • スワイプ
  • スライド
  • スティンガー
  • カラーにフェード
  • 輝度ワイプ

5番めの「スティンガー」は、自作したエフェクトを使える機能だと思ってください。アルファチャンネルというものを入れて動画を作り、その動画を選択します。

特定のシーンに切り替えたときだけ、別のトランジションにすることもできます。

  1. いずれかのシーン名で右クリックする。
  2. トランジションオーバーライド」から、任意のトランジションを選択する。
  3. そのシーンに切り替えたときだけ、いま設定したトランジションになる。

トランジションオーバーライド

大半のトランジションは、「期間」で切り替え速度(時間)を変更できます。

切替速度

いろいろあるシーンを切り替える方法

通常は、シーン名をクリックしてシーンを切り替えます。しかし、これ以外にも方法があるので、覚えておきましょう。

ホットキー

キーボードのボタンを押して、ホットキーでシーンを切り替える方法です。

  1. 「設定」→「ホットキー」の順にクリックする。
  2. シーン切り替え」で任意のキーを押す。
  3. 必要に応じて、別の「シーン切り替え」で任意のキーを押す。
  4. 「OK」をクリックする。

ホットキー

ホットキーを設定しておけば、たとえばシーン1からシーン2に切り替えるときはNum 2キーを、シーン2からシーン1に切り替えるときはNum 1キーを押せば切り替えられるようになります。

マルチビュー

ゲーム配信ではあまり使いませんが、「表示」→「マルチビュー」でもシーンを切り替えられます。ひとつの画面内で、各シーンの状況を把握できる点が大きな特長といえるでしょう。

  1. 「表示」→「マルチビュー (全画面)」、または「表示」→「マルチビュー (ウィンドウ)」の順にクリックする。
  2. 画面のサムネイルをクリックする。
マルチビュー
▲「番組」と書いてある部分が、現在視聴者に見えている画面です。基本的には、「プレビュー」と「番組」には同じ画面が映ります。例外はスタジオモードの場合です。

マルチビューは、動いている映像ソース(例 : 動画、画像スライドショー)をシーンに追加しているときに便利です。各シーンの内容を常時リアルタイムでモニターできるため、ここぞというタイミングでシーンを切り替えられます。

全画面のマルチビューとホットキーを組み合わせることもできます。さながらTV局の副調整室(サブコン)のようです。

自動シーンスイッチャー

自動シーンスイッチャーを使うと、指定しておいたウィンドウをクリックしたさいに自動でシーンを切り替えられます。ただ、使用頻度は高くありません。「ツール」→「自動シーンスイッチャー」で設定します。

https://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/492.html#id_3db5bd91

シーン切替時に、マイクの音を自動で消そう

たとえば、いつも休憩中はシーン2に切り替えることにしていたとしましょう。そして、休憩中はトイレに行きたいので、マイクに音が入らないようにしたいとします。

このとき、シーン2に切り替えて手動でマイクの音をミュートにしてもよいのですが、自動でミュートにすることもできます

通常の音声設定の方法とは少し異なります。じゅうぶん気をつけてください。

「音声入力キャプチャ」を追加する

以下のようにして、特定のシーンに「音声入力キャプチャ」を追加しましょう。

  1. 「設定」→「音声」で、「マイク音声デバイス」をすべて「Disabled」にします
  2. 「マイク音声デバイス」を「Disabled」にする
    ▲「Disabled」にしていないと、マイクの音が響く(エコーがかかる、ハウる、二重になる)現象が起こります。
  1. 「OK」をクリックします。
  2. 任意のシーンに切り替えて、「ソース」の「+」から「音声入力キャプチャ」を追加します。
  3. 「音声入力キャプチャ」を追加

  4. 「デバイス」で、使用する「マイク」を選択します。表示される項目は、PC環境によって異なります。
  5. マイクを選択

  6. 「OK」をクリックします。

このように設定すれば、「音声入力キャプチャ」を追加したシーンに切り替えているときだけ、マイクの音が視聴者に聞こえます。ほかのシーンに切り替えたときは、マイクの音は視聴者に聞こえません。

注意点

シーンに「音声入力キャプチャ」を追加する方法は、とても便利です。しかし、わかりやすさ、簡単さという観点からは、あまり初心者向けとはいえません

ふだんシーンについて意識していないと、視聴者に「マイクの音が聞こえない」「マイクの音が二重に聞こえる、変だ」といわれて混乱するかもしれません。

そこで、基本的には「設定」→「音声」でマイクの設定を行ってください。慣れてきてから「音声入力キャプチャ」を使えばよいのです。

OBS StudioでBGM・マイクの音を流すための設定方法
PCの音、およびマイクの音を配信するためには、OBS Studio(以下OBS)でどのように設定すればよいのでしょうか。 ここ...

シーン切替時に、PCの音を自動で消そう

さきほどはシーン切替時にマイクの音を自動で消しましたが、PCの音についても同じことができます。

  1. 「設定」→「音声」で、「デスクトップ音声デバイス」を「Disabled」にする(重要)。
  2. 「OK」をクリックする。
  3. 任意のシーンに切り替えて、「ソース」の「+」から「音声出力キャプチャ」を追加する。
  4. 「デバイス」が「既定」になっていることを確認する。
  5. 「OK」をクリックする。
「デスクトップ音声デバイス」を「Disabled」にしていないと、PCの音が響きます。

シーンを保存しよう

シーンコレクション

あらかじめシーン・ソースを保存しておき、必要なときに呼び出せる機能がシーンコレクションです。

シーンコレクション

ソースのサイズ・位置も保存されます。もしお気に入りの画面レイアウトが完成したら、積極的にシーンコレクションとして保存するとよいでしょう。

保存・呼び出し方法

現在の設定が自動で保存されます。そのため、特別なことをする必要はありません。名前だけつけておきます。

  1. 「シーンコレクション」→「名前を変更」の順にクリックする。
  2. 適当な名前を入力する。
  3. シーンコレクションの切り替えは、メニューバーの「シーンコレクション」から行う。
自動保存には注意してください。変にいじると、その状態で保存されます。もう設定をいじりたくない、永久保存したいという場合は、「シーンコレクション」→「複製」で別のシーンコレクションを作成しましょう。

また、シーンコレクションを新規作成することもできます。音声ミキサーの設定がリセットされる点には注意してください。

  1. 「シーンコレクション」→「新規」の順にクリックする。
  2. 適当な名前を入力する。
  3. 「OK」をクリックする。
  4. 「設定」→「音声」で、「デスクトップ音声デバイス」と「マイク音声デバイス」の設定をする。
音声設定を行わないと、PCの音やマイクの音を配信できません。シーンコレクションを新規作成したときは、必ず再度設定しましょう。

削除方法

作成したシーンコレクションを削除する方法は、以下のとおりです。

  1. 削除したいシーンに切り替える。
  2. 「シーンコレクション」→「削除」の順にクリックする。
  3. 「はい」をクリックする。

その他

シーンにもフィルターをかけることができます。この場合、シーンに追加している全ソースに効果が適用されます。

  1. シーン上で右クリックし、「フィルタ」を選択する。
  2. 「+」から任意のフィルタを選択する。
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