新しいYouTube Studioの使い方。従来のライブ配信と違う点もまとめたよ

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ライブ配信を始めようとして、「いつもとYouTubeの画面が違うな」と感じたなら、それはYouTube Studioの画面だからかもしれません。

YouTube Studio

YouTube Studioは、動画投稿者やライブ配信者のための、新しい管理画面の名称です。

今回は、ライブ配信でYouTube Studioを使う場合の設定方法について見ていきましょう。

  • 投稿した動画用
  • ライブ配信用 ← 解説対象

必要な機材・ソフトについては、下記ページをご覧ください。PC、および配信ソフトを使用します。

【YouTube Live】初めて生放送でゲーム配信したい人向けの入門ガイド
YouTube Liveでゲーム配信するには、どうすればよいのでしょうか。また、なにが必要でしょうか。 このページでは、 ...

なお、スマホアプリの「YouTube Studio」は、解説対象ではありません。

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YouTube Studioとは

YouTube Studioは、ライブ配信するさいに必須の新しい管理画面です。2019年までに正式スタートする予定です。

YouTube Studio

おおよそ以下の用途で使うものと思ってください。

  • 配信の開始・終了(配信ソフトの操作とともに)
  • 配信タイトル、ゲームタイトルの設定
  • ストリームキーの設定
  • アーカイブの管理
  • その他

いままでは、「クリエイターツール」という名前でした。そして、「今すぐ配信」と「イベント」という複数の配信方法があったのですが、それがひとつに統合されたのです。

2種類の配信方法
▲従来のクリエイターツール

古いバージョンに戻すこともできる

2019年内に従来のクリエイターツールは廃止され、完全に置き換わります。

しかし、2019年8月2日現在、画面を古いバージョンに戻すこともできます。

  1. Chromeなどでダッシュボードにアクセスする。
  2. 画面左下の「設定」→「従来のクリエイターツール」の順にクリックする。
  3. 「保存」をクリックする。
もし従来のクリエイターツールに戻した場合は、ここから下は読む必要はありません。混乱する原因になります。

ライブ配信を新しく作成しよう

では、どのようにしてYouTube Studioを使えばよいのでしょうか。使い方を見ていきましょう。

まず、YouTubeにアクセスし、右上のカメラアイコンから「ライブ配信を開始」をクリックします。

ライブ配信を開始

必ず「エンコーダ配信」を選択します。「ウェブカメラ」を選んでいると、配信ソフトから配信できません。

エンコーダ配信

このとき、もしも下記画像のような画面が表示されたら、「新しいライブ配信」を選択してください。

新しいライブ配信

コピーして作成」は、次回以降の配信で選択しましょう。今回のYouTubeの設定を使いまわしできます(例 : 配信タイトル、ストリームキー)。

「新しいライブ配信」を選択すると、「新しいエンコーダ配信」というタイトルが付いた設定画面が表示されます。

新しいエンコーダ配信

YouTubeで基本的な設定をしよう

配信タイトル

「タイトルを入力」という部分に、配信タイトルを記入します。

配信タイトル

公開範囲

「公開」と書いてある部分の設定の意味は、以下のとおりです。

  • 公開 : だれでも配信を視聴できる
  • 限定公開 : URLを知っている人だけが視聴できる
  • 非公開 : 自分だけが視聴できる

公開範囲

自分だけでテスト配信したいなら「非公開」、他人にも見てもらながらテスト配信したいなら「限定公開」がよいでしょう。

ここの設定は、「プライバシー」と呼ばれることもあります。

ゲームタイトル

ゲーム配信をやる場合、ゲームタイトルを入力しましょう。

  1. 「ブログ」と書いてある部分をクリックする。
  2. 選択肢が表示されるので、「ゲーム」をクリックする。
  3. ゲームタイトルを記入する欄が表示される。

カテゴリ

「ゲームタイトルの追加」という部分に単語を入力すると、ゲームタイトルの候補が表示されます。任意のものを選んでください。

ゲームタイトル

予告画面、サムネイル

告知用に配信予告の画面を作りたい場合は、「後でスケジュール設定」をONにし、配信を始めたい時刻を選択します。よくわからないのであればOFFにしておきましょう。

後でスケジュール設定

サムネイルの画像は、「カスタム サムネイルをアップロード」から変更できます。

エンコーダ配信を作成

設定が終わったら、「エンコーダ配信を作成」ボタンをクリックしてください。

ストリームを作成

ストリームキーをコピペしよう

画面が切り替わったところで、「ストリーム名 / キー」の「コピー」をクリックします。ストリームキーがコピーされました。

ストリームキーの場所

あとは、いまコピーしたストリームキーを配信ソフトに入力するだけです。OBS Studioの場合は、以下のとおりです。

  1. 「設定」→「配信」の順にクリックする。
  2. 「サービス」で「YouTube / YouTube Gaming」を選択する。
  3. 「サーバー」が「Primary YouTube ingest server」になっていることを確認する。
  4. さきほどコピーしたストリームキーを、「ストリームキー」の部分にペーストする。
  5. 「OK」をクリックする。

ストリームキーをペースト

繰り返しますが、今回のストリームキーの設定は使いまわすことができます(上述)。したがって、次回からは設定不要です。

ストリームキーの設定について不明な点がある場合は、下記ページをご覧ください。配信ソフトごとに設定方法を掲載しています。

URL・ストリームキーの場所はどこ?配信サイトごとにまとめました
URL、およびストリームキーは、配信するために必要不可欠です。設定をまちがえると配信できません。 URL : 「rtmp:/...
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配信を開始しよう

配信ソフトから開始

ここまでできたら、配信ソフトのほうで配信を開始しましょう。

配信開始ボタン

すると、YouTubeの画面に「プレビューを読み込んでいます...」と表示され、しばらくしてから画面が切り替わります。

プレビュー読み込み

そして、YouTubeにもOBSの画面が映ります(プレビュー)。「ライブ配信を開始」ボタンが青色になり、クリックできるようになったことを確認してください。

プレビュー

もし画面が切り替わらない、映らないという場合は、ストリームキーが違います。配信ソフトのほうでエラーが出ていなくとも、見直すことを推奨します。

たまに「エラーが発生しました。後でもう一度お試しください。」と表示されることがあるかもしれません。しかし、「接続状態は非常に良好」と表示されているのであれば、YouTubeに接続できています。問題ありません。

「エラーが発生しました」というエラー

Webブラウザから「も」開始

準備が整ったら、「ライブ配信を開始」ボタンをクリックしましょう。このタイミングで配信が開始します。

「ライブ配信を開始」ボタン

従来のクリエイターツールとは異なり、配信を開始するにはWebブラウザからの操作も必要です。

いまのWebブラウザからの操作を忘れてしまうと、視聴者には「○○(名前)を待っています」とだけ表示され、画面が映りません。

「○○(名前)を待っています」の表示

うまく配信を始められない場合は、下記ページをご覧ください。

【YouTube Live】配信が始まらない、サイトに画面が反映されない場合の対処法
YouTubeでライブ配信しようとして、このような状態になっていませんか? 配信ソフトの「配信開始」ボタンをクリックするとエ...

配信画面の見方

配信ソフト、Webブラウザ、両方から配信を開始すると、YouTube側の画面が切り替わります。

配信中の画面

ハウリング(エコー)を防止するため、放送画面にあるスピーカーはミュートにしておきましょう。

ミュート状態
▲ミュートのまま解除する必要はありません。

おおよその画面の見方は、下記画像のとおりです。配信を見てもらうときに伝えるシェア用のURLは、矢印のアイコンからコピーできます。

画面構成

配信ソフトに映っている画面が実際に配信画面に反映されるまでには、時間がかかります。このことを遅延(タイムラグ)と言います。不具合ではありません。

配信を終了しよう

配信を終了するには、まず配信ソフトのほうで停止します。

配信終了

そして、ここが忘れやすいところですが、Webブラウザからも操作が必要です。画面右上の「ライブ配信を終了」ボタンをクリックしましょう。

ブラウザでの終了操作

YouTube Studioの場合、配信ソフトだけでは配信を終了できません。じゅうぶんに注意してください。

配信を完全に終了させると、下記画像のような画面が表示されます。

配信終了後の画面

アーカイブを見たり、配信を削除したい場合は、ダッシュボードにアクセスし、「動画」→「ライブ配信」の順にクリックします。

動画の管理

YouTube側で各種設定をしよう

ライブ配信を作成後、「設定」をクリックしましょう。

「設定」ボタン

DVR(追っかけ再生)

DVRは、いわゆる追っかけ再生機能です。視聴者は、ライブ配信中に最大4時間まで配信を遡って見ることができます。

DVR

低遅延設定

YouTube Liveでは、かつて大きな遅延(タイムラグ)がありました。

しかし現在は、低遅延モード、および超低遅延モードがあります。後者は、遅延を約4~5秒に短縮できます。

低遅延設定

遅延が小さいほうが視聴者とコミュニケーションをとりやすくなります。ただし、環境によってはプツプツするかもしれません。

チャットの再生

「チャットのリプレイを許可する」をONにしておくと、視聴者が配信のアーカイブ動画を再生したさい、当時書き込まれたコメントが画面右横に表示されます。

チャットリプレイ

まとめ

従来のクリエイターツールでは、「今すぐ配信」と「イベント」の違いなど、わかりづらい点も多々ありました。

まちがえて「イベント」を選んだがために、配信ができなかったという人もいるはずです。

しかし、YouTube Studioでは設定が整理され、「イベント」と同じく配信を開始するまえにWebブラウザ上でプレビューできるようになりました。

ただ、慣れていないとまだ使いにくい部分もあります。とくに、「今すぐ配信」で配信していた人は、Webブラウザの操作をめんどうに感じるかもしれません。

気になる点があれば、フィードバックを送ってみるのも手です。ダッシュボードの左側下部に「フィードバックを送信」があります。

なお、配信で画面がカクカクする場合は、下記ページをご覧ください。

OBSで配信画面がカクカク&重いときの原因が判明。対処法をまとめてみた
OBS Studio(以下OBS)を使用中、配信画面がカクカクする、PCが重いというケースに遭遇したことがあるかもしれません。 ...
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