PowerDirector(PC版)には、さまざまなエディション・バージョンがあります。
筆者がそうだったように、「あまりにも種類が多すぎて、どれを買えばよいかわからない」ということがあるかもしれません。
かと言って、適当に買うと損をします。
そこで今回は、PowerDirectorの種類、および安く買うための方法について見ていきましょう。
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目次
各エディションの違いを理解しよう
PowerDirectorには、6種類のエディションがあります。
買い切り型 | サブスクリプション型 | |
Standard | ○ | |
Ultra | ○ | |
Ultimate | ○ | |
Ultimate Suite | ○ | |
365 | ○ | |
Director Suite 365 | ○ |
各エディションの違いが複雑ですが、Ultraと365の2種類を基本に据えてください。
Standard
- 特定の機能が制限されている(例 : モーショントラック)
- パッケージ版のみで、ダウンロード版はない
- 公式ストアでは販売されていない
Ultra(おすすめ)
- Standardのような機能制限はない(バージョン18からは一部あり
)
- 実況動画の編集なら、これがおすすめ
Ultimate
- Ultraよりもエフェクト・テンプレートが多い
- 公式ストアでのみ購入でき、Amazonや家電量販店では販売されていない
Ultimate Suite
- Ultimateと名前が似ているが、別エディション
- Ultimateよりも、さらにエフェクト・テンプレートが多い
- 音声編集ソフト「AudioDirector」や、色編集ソフト「ColorDirector」が同梱
365(おすすめ)
- サブスクリプション型
- 最新バージョンがリリースされた場合、無償でアップグレードできる
- PowerDirector用の有料アドオン
(エフェクト、効果音・BGM)を無制限で使える
- 公式ストアだと、セールで値引きされることが多い
- 最大12か月契約ということもあり、Ultraのほぼ半額で買える
Director Suite 365
- サブスクリプション型
- 最新バージョンがリリースされた場合、無償でアップグレードできる
- 「AudioDirector」「ColorDirector」に加え、画像編集ソフト「PhotoDirector」が同梱
- PowerDirector、およびPhotoDirectorの有料アドオンを無制限で使える
どのエディションがよいのか、結論
端的に言うと、筆者のおすすめはUltraです。
上位エディションもありますが、ゲーム実況動画の編集では必要のないテンプレート・ソフトが付いています。価格の高い上位エディションを購入する必要はありません。
ただし、バージョン18以降は、Ultraにも機能制限が設けられました。特別困るものではありませんが、新機能の一部が使えません。詳細は下記ページにまとめました。


もし毎年最新バージョンを使いたい場合は、365も選択肢に入ってきます。
なぜなら、毎年Ultraを買うよりも、毎年365を買うほうが安いからです。また、買い切り型にあるような機能制限もありません。
細かいことについて理解しよう
学生・教職員向け優待販売
学生・教職員向け優待販売は、以下のどちらかのエディションを40%オフ(12か月サブスクリプション型)で購入できます。
- 365
- Director Suite 365
実際の販売価格については、下記公式サイトをご覧ください。
Amazonなどで買う場合
Amazonや家電量販店で売られているPowerDirectorは、3種類に分類できます。
- 通常版
- アカデミック版
- 乗換え・アップグレード版
価格が安いアカデミック版は、学生・生徒向けです。Ultimate Suiteのみにアカデミック版があります。
安さでいうと、乗換え・アップグレード版も見逃せません。以下のユーザーであれば割引購入できます。
- サイバーリンクの製品を持っているユーザー(例 : PowerDirector、PowerDVD)
- 他社の動画編集ソフトを持っているユーザー
どのサイトで買うのが賢いか
公式ストアが得なこともある
価格がいちばん安い場所でPowerDirectorを買うのが基本です。
ただ、見落としがちですが、公式ストアで買うほうが得する場合があります。理由は3つです。
- 特別セール中のことがある
- 10%オフになるクーポンコードが使える
- 30日の返金保証がある
特別セールでは25~30%割引されるので、念のためチェックしておきましょう。
クーポンコード
クーポンコードについては、あらかじめ「CyberLink メンバーサイト」に登録しておくことで入手できます(無料)。
クーポンコードは、製品をカートに入れて購入するさいに入力します。忘れずにクーポンを適用してください。
返金保証
もう1点重要なのが、公式ストアで製品を購入した場合にかぎり30日間の返金保証が付くという点です。
ほかのオンラインサイトや、家電量販店で買った場合は、この保証はありません。
キャプチャーボードに付属されていることも
もしSwitchやPS4などの実況動画を投稿するつもりなら、下記製品のようなキャプチャーボードを購入する方法もあります。PowerDirectorが付属されています。
- GC550 PLUS
- AVT-C878 PLUS
- GC553
- GC573
- GV-US2C/HD
- GV-USB3/HD
- RS-HDCAP-4PT

極端なことを言えば、この方法ならキャプチャーボードを買うだけで、PowerDirectorを無料入手できます。
ただし、注意点が2点あります。
- 制限されている機能がある
- 最新バージョンではない
どちらも事実上、実況動画の編集では問題になることはありません。しかし、もし不安が残る場合は、製品版のPowerDirectorを購入しましょう。

コメント
こんにちは。
久しぶりにこのページを見たところ、画像の一部のURLが切れてしまっているみたいです。
僕のブラウザーのせいかもしれませんが、一度確かめてみてもらえませんか?
ご指摘ありがとうございます。
画像がうまく表示できていませんでした。
さっそく修正しました。
本日photo piector 11をダウンロードで購入したのですが開くことができません。
方法を教えてください。
amazonでPowerDirector365を購入したのですが、DVD-ROMからインストールした後アイコンをクリックすると「このバージョンは有効なサブスクリプションが必要です」と表示され有料ダウンロードサイトに誘導されます。
もう一度お金を払いダウンロードしなければ起動しないのでしょうか?
パッケージ版はわからないですが、私の場合(ダウンロード版)は、
「CyberLink Application Manager」を起動後、
「マイ プログラム」タブの「PowerDirecotor 365」から
ダウンロード・インストールを済ませたと記憶しています。
いったん「CyberLink メンバーサイト」にアクセスしてみて(ログイン必須)、
左メニューにある「サブスクリプション管理」の部分はどうなっていますか?
私の場合は、「サブスクリプションプラン」が「12か月プラン」となっています。
CyberLink メンバーサイト
https://membership.cyberlink.com/prog/member/service/manage-product.do
また、ユーザーガイドの11~14ページにもインストールについての
記述があります。これは参考にならないでしょうか。
「2019-09-17」の「PowerDirector 18」です。365も対象です。
アップデート・ユーザーガイドダウンロード
https://jp.cyberlink.com/support/powerdirector-video-editing-software/userguide_ja_JP.html
PowerDirector18に興味がありここにたどり着いたのですが、リンクされているアカデミック版は学生でなくとも普通に使えるのでしょうか?
アカデミック版なので、児童、生徒、学生、教職員、
学校教育法で定められている教育機関、職業訓練学校の生徒が対象です。
それ以外の人は買ったらダメですね…。
「アカデミック版の対象ではないが、買って実際に使えるか」という意味での
ご質問であれば、私にはわからないです。
返信ありがとうございました。
UltraまたはUltimate Suiteは公式サイトでのみ購入→ コジマ キタムラ など 大手家電量販店で販売されてます。
ありがとうございます。
「UltraまたはUltimate Suiteは公式サイトでのみ購入」というのが
どこの部分のことをおっしゃっているのか、よくわかりませんでした。
下記公式ページによると、「PowerDirector 17 Ultimate」のところに
「サイバーリンク Webサイト 限定版」とあります。
https://jp.cyberlink.com/jpn/press_room/view_4354.html
そこで私は、本文「Ultimate」のところに「公式サイトでのみ購入でき、
Amazonや家電量販店では販売されていない」と書いた次第です。