GC573の使い方について見ていきましょう。
この記事を読めば、以下のことをマスターできます。
- 接続方法、つなぎ方
- ソフトのインストール方法
- ゲーム画面の映し方
- ゲーム実況のやり方(録画・ライブ配信)
- HDR録画のやり方
目次
初めに必ず確認しよう(レビューもこちら)
もしGC573をまだ購入していないという場合は、あらかじめ下記ページをご覧ください。製品を購入するまえに確認しておくべき点をまとめました。
製品を取り付けよう
まず、本製品をPCI Express x4スロットに接続します。同スロットがない場合は、PCI Express x16スロットでもかまいません。
ソフトをインストールしよう
ドライバー
つぎに、ドライバーをインストールしす。
- こちらにアクセスする。
- 画面上部の「ダウンロード」タブをクリックする。
- 「ドライバー」タブをクリックする。
- 「ダウンロード」ボタンをクリックする。
- ダウンロードしたEXEファイルをダブルクリックする。
- 画面を順に進めていく。
- インストールが完了する。
RECentral
併せて付属のキャプチャーソフトである「RECentral」もインストールします。
- こちらにアクセスする。
- 画面上部の「ダウンロード」タブをクリックする。
- 「ソフトウェア」タブをクリックする。
- 「ダウンロード」ボタンをクリックする。
- ダウンロードしたEXEファイルをダブルクリックする。
- 画面を順に進めていく。
- インストールが完了する。
PowerDirector 15 for AVerMedia
動画編集したいのであれば、「CyberLink PowerDirector 15 for AVerMedia」もインストールできます。必要ならばこちらからダウンロードしましょう。
ゲーム機をGC573に接続しよう
Switch
Switchの場合は、本体をドックに装着してTVモードにします。
イヤホンをSwitchに接続しているのであれば外します。そうしないと、ゲーム音がPCから出ません。
Switchとキャプチャーボードの接続方法について不明な点がある場合は、下記ページをご覧ください。
PS5/PS4
PS5/PS4の場合は、接続するまえに本体側の設定でHDCPを無効にしておいてください。有効だとゲーム画面がPCに映りません。
また、イヤホンもPS5/PS4本体、またはコントローラーから取り外します。そうしないとゲーム音がPCから出ません。
PS5/PS4とキャプチャーボードの接続方法について不明な点がある場合は、下記ページをご覧ください。
PS3
PS3を接続するさい、そのまま本製品にHDMI接続してもゲーム画面は映りません。PS3のHDMI出力には、コピーガードであるHDCPが入っているからです。
対策としては、下記画像のようなHDMI分配器を使って、ゲーム機と本製品のあいだに噛ませる方法があります。
iPhone
iPhoneを接続するには、Lightning - Digital AVアダプタが必要です。
イヤホンをiPhoneに接続している場合は外し、マナーモードを解除してください。そうしないと、スマホの音がPCから出ません。
ゲーム画面をRECentralに映そう
- ゲーム機の電源を入れます。
- デスクトップにあるショートカットアイコンをダブルクリックして、RECentralを起動します。
- シングルモードにします。マルチモードでもよいのですが、簡単に使えるシングルモードにしておきましょう。
- 画面左上にある歯車アイコンからRECentralのHDCP検出機能をOFFにします。ONになっているとゲーム画面をプレビュー・録画できない場合があります。設定方法については、こちらをご覧ください。
- ゲーム画面がRECentralに映り、またゲーム音もPCから聞こえてきます。うまくいかない場合は、こちらをご覧ください。
- シングルモード時にゲーム画面をダブルクリックすると、フルスクリーン表示になります。
- かりに4K/60fpsの映像を映していて、1080p/60fpsに落としたい場合は、「録画品質」の設定を変更しましょう。
▲この「+」をクリックし、「解像度」を「1920x 1080」に、「フレームレート (FPS)」を「60」にするだけです。
パススルー出力しよう
パススルーとは
パススルー出力は、ゲーム画面をTVにも出力する機能です。TVに映っているゲーム画面を見ながらプレイすれば、GC573の遅延の影響は受けません。
パススルー出力するメリット・必要性は、遅延を回避できる以外にも複数あります。
- 大画面TVでゲームをプレイできる。
- 4K/60fps HDRでゲームをプレイできる。
- HDR録画するためには、パススルー出力必須。
パススルーのやり方
TV、またはモニターを別途用意し、GC573とHDMIケーブルで接続してください。特別な設定は必要ありません。
PCをスリープにしたり、PCをシャットダウンすると、パススルー出力が停止します。この点はパススルー出力の不便な点かもしれません。
もしTVにゲーム画面が映らない、パススルー出力できないという場合は、下記ページをご覧ください。
録画のやり方を理解しよう
ゲーム画面を録画するには、録画ボタンをクリックしましょう。録画を終了するときは同ボタンを再度クリックします。
▲録画ボタン
保存された動画は、画面左上のフォルダーアイコンから再生できます。
▲フォルダーアイコン
1080p/60fpsで録画したい場合は、「録画品質」の設定を変更したうえで録画を開始しましょう。
ゲーム実況で自分の声を動画に入れる方法など、録画関連の機能については下記ページをご覧ください。設定方法はGC550の場合と同じです。
HDR録画しよう
HDR録画するためには、順を追って作業を進めていく必要があります。
- HDR対応の機材・ソフトの準備をする。
- RECentralでHDR録画のための設定を行う。
- 録画する。
▲ボタンがオレンジ色に点灯しているとき、HDR録画が可能です。
詳細については、GC553の記事をご覧ください。同じやり方でできます。
ライブ配信のやり方を理解しよう
GC573の場合、ゲーム配信のやり方は2種類あります。
- 配信ソフトを使う方法
- RECentralの配信機能を使う方法
どちらの方法でもかまいません。一般的なのは、OBS Studio(以下OBS)などの配信ソフトを使う方法です。使い方を覚えておいて損はないでしょう。定番です。
もしOBSの設定が煩わしいのであれば、RECentralの配信機能を使ってください。下記ページでは、YouTubeとTwitchでの配信方法をまとめました。
LEDの設定
GC573には、オシャレなLEDイルミネーション機能が搭載されています。これにより発光パターンを変更できます(全3種類)。
- RECentralの画面左上にある歯車アイコンをクリックする。
- 「キャプチャーデバイス」にある「Live Gamer 4K」をクリックする。
- 「ライティング」タブを開く。
- 「エフェクトパターン」の設定を変更する。
トラブルが起きた場合の対処法
画面が映らない、音が出ない場合の対処法については、下記ページをご覧ください。
2006年から15年以上、ゲーム実況のやり方の解説記事を書いています。書いた記事数は1,000本以上。ゲーム配信、ゲーム録画、動画編集の記事が得意です。
記事はていねいに、わかりやすく!ゲーム実況界の教科書をめざしています。